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Copilot Studioでの開発手順|ノーコード実装ガイド

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  • 業務システム

  • システム開発

作成日 :

2026/8/18 02:23

更新日 :

2026/8/13 06:56

皆さんは、Copilotを使った独自の業務エージェントを作りたいものの、プログラミングの知識がなく、開発に踏み出せずにいませんか。Copilot Studioは、ノーコードで社内FAQ対応や業務プロセスの自動化に対応するAIエージェントを構築できるプラットフォームです。この記事では、Copilot Studioを使った開発の具体的な手順と、押さえておきたいポイントをご紹介します。

この記事を読むと理解できること

  • Copilot Studioでできることの全体像

  • エージェント作成の基本的な手順

  • ナレッジソースの設定方法

  • マルチエージェント構成の作り方

  • テスト・公開までの流れ

  • 開発を進める際の注意点

Copilot Studioでできることの全体像

Copilot Studioは、Microsoftが提供するノーコードのAIエージェント開発プラットフォームです。プログラミングの知識がなくても、社内FAQ対応、顧客対応、業務プロセスの自動化など、幅広いユースケースに対応するエージェントをグラフィカルな画面上で構築できます。

主な機能には、会話の流れを設計する「トピック」、外部システムと連携する「アクション」、そして自然言語での指示だけでエージェントの振る舞いを制御できる「生成オーケストレーション」があります。

代表的な活用ユースケース

Copilot Studioで開発されるエージェントの代表的なユースケースには、社内のPower Platform利用者向けヘルプデスク、社内イントラネットの情報をもとに従業員の質問に回答する相談窓口、そして特定業務のレビュー作業を支援するエージェントなどがあります。

いずれも、既存の文書やナレッジを活用しながら、これまで人が個別に対応していた問い合わせを一次対応で処理することを目的としています。企画や執筆といったクリエイティブな業務領域にも応用範囲を広げる動きがあり、運営業務の一部をAIに任せる形も徐々に広がっています。

エージェント作成の基本的な手順

Copilot Studioでのエージェント作成は、大きく分けて以下の手順で進みます。

  1. エージェントの新規作成 … ホーム画面から「新しいエージェント」を選択します。テンプレートを使って開始することも、一から作成することもできます。

  2. 名前・説明・指示の入力 … エージェントの名前、対象者や役割についての説明、そして具体的な振る舞いの指示を入力します。この「指示」の部分が、エージェントの動作を実質的に決める重要な項目です。

  3. ナレッジソースの追加 … 参照させたい社内文書やFAQページなどを、ナレッジソースとして登録します。

  4. アクションの設定 … 外部システムとの連携が必要な場合、アクションを設定して、既存のツールやAPIと接続します。

  5. テスト・公開 … 作成したエージェントを実際に動かして動作を確認し、問題がなければ公開します。

初めてエージェントを作成する際は、バックエンドで必要なシステムを構築するのに数分程度かかりますが、2つ目以降のエージェント作成は、より短時間で完了します。

3つの利用環境の選び方

Copilot Studioには、用途や規模に応じて複数の利用環境が用意されています。個人が手軽に試せる簡易的な環境から、部門単位で運用する環境、そして全社的なガバナンスを効かせた環境まで、段階的に選択肢が広がっています。

まず小さく試したい場合は、簡易的な環境で3分程度の操作でエージェントを作成し、実際の使用感を確かめてみることをおすすめします。部門やチームで本格的に運用する段階になったら、権限管理やデータの取り扱いルールを整備できる、より本格的な環境への移行を検討しましょう。全社展開を見据える場合は、IT部門とも連携しながら、ガバナンスの効いた環境で統制を効かせることが重要になります。

ナレッジソースの設定方法

Copilot Studioでエージェントの回答精度を高めるには、ナレッジソースの設定が重要です。社内のFAQページ、マニュアル、過去の問い合わせ履歴といった文書をナレッジソースとして登録することで、エージェントはそれらの情報をもとに回答を生成できるようになります。

ナレッジソースを登録する際は、情報が古くなっていないか、フォーマットが統一されているかを事前に確認しておくと、回答精度の向上につながります。

マルチエージェント構成の作り方

Copilot Studioでは、複数のエージェントが役割分担しながら協調して動く「マルチエージェント」構成も作成できます。例えば、受付を担当するエージェントが、ユーザーからの依頼内容に応じて、専門領域を持つ子エージェントを呼び出すという構成です。

子エージェントをそれぞれ作成した後、受付エージェントの「指示」の中で、どのような場合にどの子エージェントを呼び出すかを設定することで、複数の業務にまたがる複雑なタスクにも対応できるようになります。

ただし、単純なチャット活用と比べると、業務プロセスの整理やタスクの分割といった設計の難易度は上がるため、まずは小さな業務から試し、少しずつ範囲を広げていくアプローチが取り入れやすいとされています。

テスト・公開までの流れ

エージェントを作成したら、実際に想定される質問を入力してテストを行います。期待通りの回答が返ってこない場合は、「指示」の内容を調整したり、ナレッジソースを追加したりしながら精度を高めていきます。

動作に問題がなければ、Teamsなど実際に利用したいチャネルに公開します。公開後も、実際の利用状況を見ながら継続的に改善していくことが重要です。

開発を進める際の注意点

Copilot Studioでの開発を進める際は、いくつか注意しておきたい点があります。まず、エージェントの「説明」欄は、エージェント自身の振る舞いには影響せず、あくまで人間向けの説明として機能する点です。動作を制御したい場合は「指示」欄に記載する必要があります。

また、認証が必要な社内システムと連携する場合は、シングルサインオンの設定など、IT部門との連携が必要になることもあります。ノーコードだからといってすべてを現場担当者だけで完結できるとは限らず、必要に応じてIT部門や外部の支援会社と協力する体制を整えておくと安心です。

まとめ

整理すると、Copilot Studioを使えば、プログラミングの知識がなくても、エージェントの新規作成、名前・指示の入力、ナレッジソースの追加、アクションの設定、テスト・公開という手順を踏むだけで、業務エージェントを開発できます。マルチエージェント構成にも対応できる柔軟性がありますが、まずは小さな業務から試し、段階的に範囲を広げていくアプローチが現実的です。

利用環境の選択肢も段階的に用意されているため、個人での試用から部門単位の運用、そして全社展開まで、自社のフェーズに応じて適切な環境を選びながら開発を進めることが、無理のないCopilot活用につながります。

Copilot Studioでの開発に関するよくある質問

Q. Copilot Studioの利用にはプログラミングの知識が必要ですか?

基本的には不要です。ノーコードで、名前・説明・指示といった項目を入力するだけでエージェントを作成できます。ただし、複雑な外部システム連携が必要な場合は、専門的な知識があるとスムーズです。

Q. エージェントの精度が低い場合、何を見直せばいいですか?

まず「指示」欄の内容が具体的かを確認しましょう。次に、ナレッジソースとして登録した文書が最新か、フォーマットが適切かを見直すことをおすすめします。

Q. マルチエージェント構成は、初心者でも作れますか?

基本的な操作自体はノーコードで可能ですが、業務プロセスの整理やタスクの分割といった設計面の難易度は上がります。まずは単一のエージェントで慣れてから、マルチエージェント構成に挑戦することをおすすめします。

Q. 社内システムとの連携が必要な場合、どうすればいいですか?

認証が必要なシステムとの連携には、IT部門のサポートが必要になることが多いです。事前にIT部門と連携し、シングルサインオンなどの設定を進めておくとスムーズです。

Q. 個人で試した後、部門展開する際に注意すべきことはありますか?

個人利用の環境で作成したエージェントをそのまま部門展開すると、権限管理やデータの取り扱いルールが不十分なことがあります。展開前に、より本格的な環境への移行と、ガバナンス面の見直しを行うことをおすすめします。

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社名

株式会社FAKE

住所

〒150-6090 東京都渋谷区恵比寿4丁目20-4 Portal Ebisu H1

代表取締役

高橋 才将

設立

2020年1月

事業

DXコンサル、新規事業コンサル、システム開発、UIUXデザイン