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作成日 :
2026/6/11 08:13
更新日 :
2026/7/21 00:36

日々の業務の中で、
「広告のクリック率は高いのに、コンバージョンに繋がらない」
「リニューアルでサイトは綺麗になったが、売上が上がらない」
といったご相談を数多くいただきます。
現場のマーケターやプロダクトマネージャーの皆様にとって、
こうした「デザインと成果のギャップ」は最も頭を悩ませる課題の一つではないでしょうか。
本記事では、「単なる見た目のデザイン」ではなく、「ビジネス課題を解決するUX」という視点から、2026年現在、本当にマーケティングに強いデザイン会社の特徴と、具体的な企業12社を厳選して解説します。
明日からのパートナー選びや、自社の組織改善にすぐ役立つ深い洞察をお届けしますので、ぜひ最後までお付き合いください。
「マーケティングに強いデザイン」と聞いたとき、
多くの方は「クリックされやすいバナー」や「CVRの高いランディングページ」を作ることを想像されるかもしれません。
しかし、本質的な定義は異なります。マーケティングに強いデザイン会社とは、単なるグラフィックの制作を超え、CVRやLTVといった「事業指標に直接影響を与える体験設計」を行える企業を指します。
多くの企業が抱える根深い課題は、マーケティングとデザインの「分断」にあります。
現場の“あるある”として、こんな経験はありませんか?
広告と体験の不一致
広告代理店が作成したキャッチーなWeb広告を見てユーザーがクリックしたものの、遷移先のLPやプロダクトのUIが全く異なるトーン&マナーで作られており、ユーザーが混乱して離脱してしまう。
局所最適の限界
マーケティング部門は「CPAの最適化」だけを追い求め、デザイン部門は「最新のトレンドを取り入れた美しいUI」だけを追求する。結果として、誰も「ユーザーの統合的な体験」に責任を持たず、事業全体の売上は伸び悩む。
マーケティングとデザインが分断されると、施策は必ず局所最適に陥ります。マーケティングに強いデザイン会社は、この分断を繋ぎ合わせます。彼らはFigmaやIllustratorに向かう前に、アクセス解析ツールのデータやユーザーインタビューの定性データを読み込み、「ユーザーがどこでつまずき、何を求めているのか」というビジネス課題の解決をデザインの起点とします。
では、なぜ2026年の現在、これほどまでに「マーケティング×デザイン」の融合が急務とされているのでしょうか。その背景には、大きく分けて3つの構造的な市場変化が存在します。
Cookie規制の完全定着やプライバシー保護の観点から、従来のような精緻なターゲティング広告は極めて困難になりました。
結果として、どの企業もCPAが高騰し、広告クリエイティブのA/Bテストによる「マイナーチェンジ」だけでは、成長の限界を迎えています。
「穴の空いたバケツに水を注ぎ続ける」ような広告偏重のモデルから脱却し、バケツの穴を塞ぐ抜本的なアプローチが不可欠になっています。
新規獲得コストが高騰する中、事業成長の鍵は「既存顧客のLTV最大化」へと完全にシフトしました。
ここで重要になるのがプロダクト起点のUXデザインです。
例えば、SaaSやアプリにおいて、初回利用時のオンボーディングを分かりやすくデザインし直すだけで、継続率が劇的に改善し、結果としてLTVが向上します。
ユーザー体験の向上は、回り回って最強のマーケティングを生み出すのです。
「マーケティングはCMO管轄」
「デザインはCDO管轄」
「開発はCTO管轄」
といった縦割り組織では、一つの機能を改修するだけでも膨大な調整コストがかかり、アジャイルな改善ができません。
この「組織の壁」を越え、横断的にプロジェクトを推進できるファシリテーション能力を持った外部のデザインパートナーが、事業推進のアクセルとして強く求められています。
2026年現在、BIツールや解析基盤の普及により、データ自体は誰もがアクセスできる時代になりました。しかし、大量のデータを前にしても「何を見て、何を改善すべきか」を的確に判断できる人材は依然として希少です。マーケティングに強いデザイン会社は、単にデータを可視化するだけでなく、そのデータをもとに「次に打つべき一手」をデザインの意思決定に落とし込む翻訳能力を持っています。データという共通言語を武器に、部門を越えた合意形成を後押しできる点も、選ばれる理由の一つです。この「翻訳能力」こそが、単なる制作会社と、事業成長のパートナーとを分ける最大の違いだと言えるでしょう。
「組織の壁」は、掛け声だけでは越えられません。ここでは、マーケティングとデザインの分断を解消するために、外部パートナーと共に取り組める実践的なアプローチを紹介します。
マーケティング部門とデザイン部門が、それぞれ異なる指標(CPAとUIの美しさなど)を追いかけている限り、分断は解消されません。CVR・LTV・NPSといった、事業全体に紐づく共通の指標を可視化するダッシュボードを両部門で共有することで、初めて同じゴールに向かって議論ができるようになります。
いきなり大規模な組織改編を目指すのではなく、まずは一つの小さなキャンペーンやLP改善プロジェクトを、マーケティングとデザインの合同チームで進めてみることをおすすめします。小さな成功体験を積み重ねることで、部門を越えた協働への心理的ハードルが徐々に下がっていきます。
社内の人間関係やこれまでの経緯が絡む組織の壁は、当事者だけで解消するのが難しいことも少なくありません。利害関係のない外部のデザインパートナーが、中立的なファシリテーターとして議論の場を設計することで、部門間の対立構造ではなく、事業全体の成功という共通目的に焦点を当てた対話がしやすくなります。
ここからは、企業の抱える具体的な課題やフェーズに合わせて、2026年現在マーケティング領域で高い実績を誇るデザイン会社9社を、「3つの判断軸」に基づいて分類しご紹介します。
株式会社FAKE

私たちFAKEは、ビジネスモデルの理解から入り、プロダクトのコア価値から逆算した体験設計を得意とします。マーケティングとUXデザインの境界線をなくし、事業のKGI/KPI達成に直接コミットする戦略的デザインパートナーです。
株式会社ベイジ(baigie)

BtoB企業のWebサイト制作・マーケティングにおいて圧倒的な実績を持ちます。綿密な顧客リサーチと論理的な要件定義に基づき、「なぜそのデザインが売上に繋がるのか」を言語化する力に長けています。
株式会社電通デジタル

電通グループの総合力を活かし、マス広告からデジタルマーケティング、そしてUI/UXデザインまでを一気通貫で支援。大規模なナショナルクライアントのデジタルトランスフォーメーションに伴走するスケール感が強みです。
株式会社LIG

高い企画力とエンタメ性を武器に、ユーザーの心を掴むオウンドメディア構築やLP制作に強みがあります。コンテンツマーケティングと掛け合わせたデザインで、オーガニックな流入とCVR向上を実現します。
株式会社PLAN-B

SEOやデジタルマーケティングのコンサルティングを主軸としつつ、データドリブンなサイト制作・LP改善を得意とします。アクセス解析に基づき、確実にCVを刈り取るデザイン設計に定評があります。
株式会社CyberACE

サイバーエージェントグループのノウハウを活かし、特にデジタル広告運用と連動したダイレクトマーケティング特化のクリエイティブ制作に強み。高速なPDCAを回し、CPAを最適化する実行力が魅力です。
株式会社グッドパッチ(Goodpatch)

日本を代表するUI/UXデザインカンパニー。デザイン思考を用いた新規事業の立ち上げや、既存プロダクトの根本的な体験見直しにおいて、組織開発も含めた深い伴走型支援を提供します。
株式会社THEGUILD

日本トップクラスのクリエイターが集結するプロフェッショナルファーム。高度な情報設計と洗練されたUIデザインで、アプリやWebサービスのユーザー体験を極限まで磨き上げ、エンゲージメントを高めます。
株式会社ゆめみ

開発力と内製化支援に強みを持ちつつ、UXデザインのプロセスを重視。5000万人規模が利用する大規模アプリのグロースハックなど、開発とデザインを融合させたアジャイルな改善が得意です。
マーケティング施策の成果は、感覚ではなくデータで語れることが重要です。ここでは、リサーチと分析を軸に、施策の効果を定量的に検証しながら改善を積み重ねる3社を紹介します。
いずれの会社も、単発のリサーチレポート提出で終わらせず、その結果を実際のデザイン改善やクリエイティブ制作にまで落とし込むところまで伴走できる点が共通した強みです。
ブランド戦略とUXデザインの融合を得意とし、サービスの上流設計から開発支援までを一貫して行います。ブランドが持つ価値をユーザー体験に落とし込み、競合優位性の高いプロダクトを実現。マーケティングとデザインを密接に連携させ、事業成長を加速させたい場合に特に強力なパートナーとなります。
広告クリエイティブだけでなく、その先にあるサイトやアプリの体験までを一気通貫で設計できるため、「広告と体験の不一致」という本記事の課題そのものを解消する提案力に長けています。
リクルートグループ発の、UXリサーチと開発連携に強みを持つデザイン会社です。ユーザーテストやヒューリスティック分析などの定量的・定性的なリサーチに基づき、サービスの課題をロジカルに特定し、改善提案を行います。開発チームとの連携体制が確立されているため、リサーチ結果をスピーディーかつ確実にプロダクトに反映させたい、グロースフェーズのプロジェクトに最適なパートナーです。
定量・定性の両面からのリサーチを標準プロセスに組み込んでいるため、マーケティング施策の投資対効果を客観的な根拠として経営層に説明しやすい点も評価されています。
「UXインテリジェンス」を提唱し、徹底したユーザー行動観察からインサイトを導き出します。定性・定量を組み合わせた独自の分析フレームワークにより、ユーザーが言葉にできない不満や潜在的な離脱要因を可視化します。コンバージョン導線における微細な心理的抵抗を発見する精度に定評があり、金融・小売・製造など幅広い領域での実績が豊富なリサーチの権威です。
広告からLP、プロダクトまでの一連のカスタマージャーニーを行動データに基づいて可視化できるため、「どのチャネルの、どの体験が離脱を招いているのか」を精緻に特定し、局所最適に陥らない改善提案を行います。
新規顧客の獲得コストが高騰する中、既存顧客との関係を深め、ロイヤルティを高める「アフターマーケティング」の重要性が増しています。購入・契約後の体験設計も、マーケティングに強いデザイン会社が担うべき領域の一つです。
初回購入・契約時の熱量は、時間の経過とともに自然と薄れていきます。利用開始後の一定のタイミングで、活用のヒントや成功事例を届けるコミュニケーション設計を組み込むことで、離脱を防ぎ、プロダクトへの愛着を段階的に育てることができます。
すべての顧客に同じ体験を提供するのではなく、利用頻度や購買履歴からロイヤルティの高い顧客を特定し、限定コンテンツや先行体験といった特別な扱いを届けることで、ファン化を促進できます。こうしたロイヤル顧客が、次の新規顧客を呼び込む起点にもなります。
利用頻度の低下やログイン間隔の変化など、解約に至る前段階の「予兆」を行動データから捉え、能動的にフォローアップする仕組みも重要です。解約を止める施策は、新規獲得の広告費に比べてはるかに低コストで、事業への貢献度も高い施策です。
Cookie規制の完全定着やAIによるクリエイティブ生成の民主化が進んだ2026年、マーケティングクリエイティブに求められる視点も変化しています。ここでは、パートナー選びの参考になる3つの視点を紹介します。
サードパーティCookieに依存できなくなった今、ユーザーが自ら進んで提供してくれる「ゼロパーティデータ」(アンケート回答や会員登録時の嗜好情報など)をいかに集め、活かすかが重要になっています。ユーザーにとって回答するメリットを感じられるような体験設計と、集めたデータを実際のコミュニケーションに反映させるクリエイティブ設計の両輪が求められます。
広告への不信感が高まる中、既存顧客やファンによる自然な発信を起点にした、コミュニティマーケティングの重要性が増しています。プロダクトを使う喜びを他者と共有したくなるような体験や、ユーザー同士が交流できる場のデザインも、広義のマーケティングデザインの一部として捉える必要があります。
SNSプラットフォームの主戦場が短尺動画へと移行する中、静的なバナーやLPだけでなく、動画コンテンツや、ユーザーが操作しながら情報を得られるインタラクティブなコンテンツを制作できる体制を持つパートナーかどうかも、選定基準として重要性を増しています。
数あるデザイン会社の中で、私たちFAKE株式会社は「なぜ選ばれるのか」。それは、私たちが「プロダクト起点でマーケティング全体を再設計する」という独自のアプローチをとっているからです。
私たちが提供できるコアバリューは以下の3点に集約されます。
プロダクト起点でのマーケティング設計
見せ方を工夫して「売る」のではなく、プロダクトが持つ本来の「価値」から逆算してコミュニケーションを設計します。ペルソナが本当に抱えているペインをユーザーリサーチで浮き彫りにし、その課題を解決するプロダクトのコア機能を、最も魅力的に伝えるマーケティングメッセージへと昇華させます。
チャネルではなく「体験そのもの」を改善
私たちは「LPだけ」「アプリのUIだけ」といった局所的な改修は推奨しません。
認知→興味→検討・購入→利用開始→継続利用
という一連のカスタマージャーニーにおいて、ユーザーの感情が途切れる「体験の分断」を見つけ出し、シームレスに繋ぎ合わせる包括的なUXデザインを提供します。
非連続な成長を生む設計
表面的なCVRを0.1%改善するような短期施策も重要ですが、私たちが目指すのは事業の「成長曲線を変える」ことです。ユーザーがプロダクトの価値を確信する瞬間をデータと定性調査から特定し、そこにユーザーを最速で導くUXを設計することで、LTVの劇的な向上とバイラルによる非連続な成長を実現します。
組織の壁を越えるファシリテーション
私たちは単なる制作会社としてではなく、マーケティング部門とデザイン部門、時には経営層までを巻き込んだプロジェクトのファシリテーターとして機能します。共通のKPIを設定し、部門を越えた対話の場を設計することで、施策が局所最適に陥ることを防ぎ、事業全体としての意思決定を後押しします。
本記事では、「マーケティングに強いデザイン会社」の本当の意義と、2026年最新の市場動向、そして事業課題に合わせたパートナー選びのポイントを解説してきました。
おさらいになりますが、重要なのは以下の3点です。
マーケティングとデザインを分断させず、統合的な「ユーザー体験」として設計すること。
広告による新規獲得への依存から抜け出し、プロダクトのUX改善によるLTV向上へシフトすること。
自社の課題を見極め、適切なデザインパートナーを選定すること。
そして、ここに4つ目のポイントを加えるとすれば、マーケティングとデザインという2つの機能を横断できる「組織の壁を越える力」を持ったパートナーを選ぶこと、と言えるでしょう。優れたデザインも、それを実行する組織体制が伴わなければ、事業成果として結実することはありません。
本記事で紹介した12社は、それぞれ異なる強みを持っています。総合的な戦略立案から伴走してほしいのか、広告クリエイティブの改善速度を重視するのか、プロダクト側のUX改善まで踏み込みたいのか、あるいはデータとリサーチに基づいた検証を重視するのか。自社が今どのフェーズにあるのかを見極めた上で、最適なパートナーを選定してください。迷った際は、まず気になる2〜3社に絞って壁打ちの機会を持ち、実際の対話を通じて相性を確かめることをおすすめします。
デザインは、もはや「完成したものを綺麗に装飾する」ための工程ではありません。ビジネス課題を根本から解決し、利益を生み出す「事業成長のエンジン」そのものです。
もし現在、「マーケティング施策が頭打ちになっている」「デザインの力で事業をもう一段階スケールさせたいが、何から手をつければいいか分からない」とお悩みであれば、ぜひ一度、私たちFAKE株式会社にご相談ください。
貴社のビジネスモデルと現状の課題をヒアリングさせていただき、マーケティングとUXの両面から「明日から実行できる具体的な改善ロードマップ」をご提案いたします。まずは無料の壁打ちや、既存サイト・アプリの簡単なUX診断からでも大歓迎です。
デザインの力で、貴社のビジネスに非連続な成長を。お問い合わせを心よりお待ちしております。
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会社概要
社名
株式会社FAKE
住所
〒150-6090 東京都渋谷区恵比寿4丁目20-4 Portal Ebisu H1
代表取締役
高橋 才将
設立
2020年1月
事業
DXコンサル、新規事業コンサル、システム開発、UIUXデザイン