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【2026年最新版】WEBアプリ・スマホアプリのUIUXに強いデザイン会社おすすめ12選

  • デザイン

  • UIUX

  • ナレッジ

  • 企業紹介

作成日 :

2026/1/5 07:33

更新日 :

2026/7/21 00:36

コンサルティングファームや広告代理店の皆様、また事業部門の責任者・経営者の皆様にとって、新規プロジェクトやDX推進におけるパートナー選定は、事業の成否を左右する重要な決断です。

特に、顧客との最大の接点となるWEBアプリやスマホアプリの開発において、「デザイン」の果たす役割は、単なる見た目の美しさではなく、「ユーザー体験(UX)を設計し、事業成果を最大化する戦略活動」へと変貌しました。

「アプリを作ったがユーザーに使ってもらえない」「操作が複雑で離脱率が高い」といった課題は、すべてUIUXデザインの失敗に起因します。

この記事は、

  • 新規アプリ開発、既存アプリのグロース・リニューアルを検討している方

  • UIUXデザインを「戦略」と捉え、ビジネス成果に直結させたい責任者の方

  • 技術力や実績を示す根拠として、信頼できるデザイン会社を探している

におすすめです。

本記事を読むことで、戦略から実装まで、UIUXデザインの全工程において高い技術力と実績を持つデザイン会社12社がわかり、貴社のプロジェクトを成功に導く最適なパートナーを見つけられます。また、アプリ開発において不可欠な「UIUXデザインの基礎と戦略的な発注設計」も網羅的に解説します。

目次

WEBアプリ・スマホアプリのUIUXに強いデザイン会社の特徴まとめ

企業名

最も得意とする領域・強み

特徴的な支援スタイル

株式会社FAKE

戦略策定、新規事業・DXの上流工程

ビジネス課題解決を目指すデザインコンサルティング

株式会社ニジボックス

UXリサーチ、グロースフェーズの改善支援

定量的・定性的なリサーチに基づいたロジカルな提案

株式会社モンスターラボ

グローバル開発、大規模・複雑なDXプロジェクト

UX設計からシステム開発までワンストップで提供

えそら合同会社

新規事業の仮説検証、プロトタイピング

ユーザー中心設計に基づくリスクの低いMVP開発支援

株式会社グッドパッチ

大規模プロダクトのリニューアル、デザイン経営

豊富なリソースと知見による包括的なデザインサポート

株式会社セブンデックス

ブランド戦略とUXデザインの融合

マーケティングとデザインを連携させた事業成長支援

株式会社アイスリーデザイン

業務アプリ、エンタープライズ領域のUI/UX

ユーザビリティ・アクセシビリティに配慮した堅牢な設計

株式会社フォーデジット

大規模サービス、社会インフラ系アプリの開発支援

ユーザーの行動心理を重視した体験設計

株式会社ARCHECO

複雑な情報構造(IA)、大規模サービスの戦略デザイン

情報設計の視点から迷子にならない明快な導線を構築

フェンリル株式会社

スマホアプリ開発・UI設計(国内トップクラス)

自社製品で培った知見を活かした高い技術力とビジュアル品質

株式会社ゆめみ

内製化支援、大規模BtoCアプリの技術実装

確かなエンジニアリング力によるスケーラブルな開発体制構築

株式会社ビービット

UXインテリジェンス、行動観察に基づくリサーチ

定性・定量を組み合わせた独自フレームワークによる継続率改善

関連特集:失敗しない!UXデザイン発注ガイド【2025年度最新版】

デザインは「装飾」ではなく「事業戦略」

コンサルティングファームや広告代理店の皆様、また事業部門の責任者・経営者の皆様にとって、新規プロジェクトやDX推進におけるパートナー選定は、事業の成否を左右する重要な決断です。特に、ユーザー接点となるWEBアプリやスマホアプリの開発において、「デザイン」の果たす役割は、単なる見た目の美しさではなく、「ユーザー体験(UX)を設計し、事業成果を最大化する戦略活動」へと変貌しています。

プロジェクトの技術力や実績を示す根拠として本記事をご活用いただくため、まずは「UIUXに強みを持つデザイン会社12選」をご紹介します。その上で、アプリ開発において不可欠な「UIUXデザインの基礎」を解説します。

WEBアプリ・スマホアプリのUIUXをデザイン会社に発注するメリット

・専門知識と業界実績を活かした提案を受けられる

・費用対効果が高い

・ユーザー視点に基づいた客観的視点を取り入れられる

WEBアプリ・スマホアプリのUIUXをデザイン会社に発注するメリット

アプリ開発において、UIUXデザインを専門会社に発注することは、単なるリソース補填以上の戦略的なメリットがあります。

  • 専門知識と業界実績を活かした提案を受けられる

    特定の業界(金融、エンタープライズなど)や、技術(ネイティブアプリ、PWAなど)における最新のトレンドと成功事例に基づいた、確度の高い設計提案が得られます。

  • 費用対効果が高い

    プロトタイピングやリサーチを徹底することで、開発後の大きな手戻りや、ユーザー離脱による機会損失といった将来的なコストを大幅に削減できます。

  • ユーザー視点に基づいた客観的視点を取り入れられる

    社内では見落としがちな真のユーザー課題を、客観的なリサーチを通じて抽出・分析し、プロダクト・マーケット・フィット(PMF)に近づけることができます。

デザイン会社を選ぶ際のポイント

UIUXデザインのパートナーを選ぶ際は、アプリのフェーズや目的(新規事業、グロース、DXなど)に応じて、以下の3点を特に重視しましょう。

  • 同じ業界での支援実績を確認する

  • 業界特有の複雑な要件や規制(例:金融、医療)に対応した専門的な知見があるかを確認しましょう。

  • 費用対効果を確認する

  • 単に「デザイン費」の安さではなく、その会社のリサーチやプロトタイピングのプロセスが、将来的な開発費や手戻りコストをどれだけ削減できるかという視点で検討しましょう。

  • 会社ごとに得意な領域や業界を確認する

  • 「新規事業の上流戦略に強い」「大規模システムの情報設計に強い」「スマホアプリの開発・実装まで一気通貫でできる」など、プロジェクトの課題に合った強みを持つ会社を選びましょう。

アプリのUIUXに強いデザイン会社おすすめ12選

プロジェクトの成功に向けて、戦略から実装まで、UIUXデザインの全工程において高い技術力と実績を持つデザイン会社を厳選してご紹介します。

株式会社FAKE

戦略策定から開発までを一気通貫で支援するデザインコンサルティングファーム。特に、新規事業やDXプロジェクトの上流工程における「体験設計」に強みを持っています。ビジネスの目的とユーザーの課題解決を両立させる、デザインドリブンなアプローチで、企業の課題を本質から解決します。第一生命やOPEN HOUSEといった大規模プロジェクトの実績は、その高い戦略性と実行力を示しています。

企業名

株式会社FAKE

事業内容

戦略策定、UXリサーチ、UI設計、実装までを包括的に支援するデザインコンサルティングファーム。新規事業やDXプロジェクトなど上流工程に強みを持つ。

実績

第一生命: 横断型組織による、顧客体験改善のためのUIUXデザイン開発(UIUX、CX、Web、To B、To C、新規事業)。OPEN HOUSE: 海外不動産投資サイトのリブランディングとリニューアル(UIUX、ブランディング、システム開発)。助太刀: 複雑化するアプリの、KPIに基づく改善サイクルと新規事業構築(UIUX、グロース)。

所在地

〒150-6090 東京都渋谷区恵比寿4丁目20-4 恵比寿ガーデンプレイス Portal Ebisu H1 (代表住所は東京都目黒区東山1-11-2)

公式サイト

https://www.fake.inc/

株式会社ニジボックス

リクルートグループ発の、UXリサーチと開発連携に強みを持つデザイン会社です。ユーザーテストやヒューリスティック分析などの定量的・定性的なリサーチに基づき、サービスの課題をロジカルに特定し、改善提案を行います。開発チームとの連携体制が確立されているため、リサーチ結果をスピーディーかつ確実にプロダクトに反映させたい、グロースフェーズのプロジェクトに最適なパートナーです。

企業名

株式会社ニジボックス

事業内容

リクルートグループ発のUXリサーチ会社。ユーザーテスト、ヒューリスティック分析を通じたWeb・アプリのUX改善支援、開発連携。

実績

リクルートグループの事業をはじめ、多岐にわたる業界の大手企業に対し、ユーザーテストやヒューリスティック分析に基づいたUX/UI改善、開発連携支援を多数実施。

所在地

東京都千代田区九段北1丁目14-6 九段坂上KSビル 南棟4階

公式サイト

https://www.nijibox.jp/


株式会社モンスターラボ

グローバルな開発体制とデザイン力を兼ね備えたデジタルプロダクト開発のプロフェッショナルです。UX設計からシステム開発までをワンストップで提供できるため、大規模で複雑なDXプロジェクトを一つのパートナーに集約したい場合に最適です。アプリUIUXに留まらず、業務システムやIoT領域のデザイン実績も豊富で、国内外の幅広いデジタル変革を支援しています。

企業名

株式会社モンスターラボ

事業内容

グローバル開発拠点を活用したUX設計からシステム開発までのワンストップ提供。アプリUIUX、業務システム、IoT領域デザイン。

実績

複数の産業におけるデジタルプロダクト開発、DX支援(金融、流通、エンターテイメントなど)。グローバル拠点との連携による大規模開発実績が豊富。

所在地

〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクエアタワー 4F

公式サイト

https://monstar-lab.com/


えそら合同会社

UXリサーチとプロトタイピングに特化し、「仮説検証型」の新規事業開発を得意とするデザインファームです。ユーザー観察やインタビューを通じて真の体験価値を導き出し、MVP開発(最小限のプロダクト)を通じて市場での確実性を高めます。不確実性の高い新規事業において、ユーザー中心設計に基づいたリスクの低いスタートダッシュを支援する、心強いパートナーです。

企業名

えそら合同会社

事業内容

UXリサーチ、プロトタイピングに特化した仮説検証型の新規事業開発支援、ユーザー観察・インタビューに基づく体験価値設計。

実績

ユーザーインサイトに基づく、多数のスタートアップ・企業の新規事業コンセプト設計およびUXデザイン支援。特に仮説検証サイクルを重視した支援実績が多数。

所在地

〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿 16F

公式サイト

https://esaura.jp/ux-blog/ux-design-business-support-companies-8


株式会社グッドパッチ

国内最大級のUI/UXデザイン企業であり、「デザイン経営」の推進にも貢献しています。アプリの体験設計、デザインシステム構築、プロダクト改善といった直接的な支援に加え、社内のデザイン文化定着支援も提供。大規模なプロダクトのリニューアルや、企業全体でデザインの力を高めたい場合に、豊富なリソースと知見で包括的にサポートします。

企業名

株式会社グッドパッチ

事業内容

・デザインパートナー事業(UI/UXデザイン、ソフトウェアデザイン、プロダクト開発、組織デザインほか)・デザインプラットフォーム事業

実績

・株式会社丸井グループ(DX支援、合弁会社設立)

・サントリー食品インターナショナル株式会社(新規デジタルサービス「SUNTORY+」ローンチ・グロース)・株式会社ジンズホールディングス(公式アプリリニューアル)

所在地

東京都渋谷区鶯谷町3-3 VORT渋谷South 2F

公式サイト

https://goodpatch.com/blog/2024-12-aixui

株式会社セブンデックス

ブランド戦略とUXデザインを融合させることを得意とし、サービスの上流設計から開発支援までを一貫して行います。ブランドが持つ価値をユーザー体験に落とし込み、競合優位性の高いプロダクトを実現。Webアプリとスマホアプリの双方で実績を持ち、マーケティングとデザインを密接に連携させ、事業成長を加速させたい場合に特に強力なパートナーとなります。

企業名

株式会社セブンデックス

事業内容

ブランド戦略とUXデザインの融合。サービスの上流設計からUIデザイン、開発支援までを包括的に行う。

実績

WebサービスやiOS・Androidアプリの上流の調査分析、ユーザー定義からUIデザインまでをワンストップで支援。アパレルECサイトのリニューアルなど、Web・アプリ双方で多数の事業支援実績。

所在地

東京都渋谷区渋谷3丁目9-9 東京建物渋谷ビル 5F

公式サイト

https://sevendex.com/post/33326/

株式会社アイスリーデザイン

業務アプリやエンタープライズ(企業向け)領域のUI/UXデザインに強い専門性を持つデザインコンサルティングファームです。ユーザビリティやアクセシビリティに配慮した堅牢な設計を強みとし、複雑な企業システムの操作性向上に貢献しています。大規模な社内システムや、プロフェッショナルが利用する専門性の高いアプリの改善に実績が豊富です。

企業名

株式会社アイスリーデザイン

事業内容

業務アプリやエンタープライズ領域のUI/UXデザインに強み。ユーザビリティ、アクセシビリティに配慮した堅牢な設計。

実績

モバイル対応クラウドサービス事業(GOMOBILEシリーズ)や、UIUXデザイン、モバイル・ウェブアプリ開発など、スタートアップからエンタープライズ企業までのデジタルサービス支援を多数実施。

所在地

〒107-0052 東京都港区赤坂八丁目1番22号 NMF青山一丁目ビル 3階

公式サイト

https://www.i3design.jp/


株式会社フォーデジット

UXリサーチ、プロトタイピング、情報設計に基づいたアプリ開発支援に定評があります。ユーザーの行動心理を深く重視した体験設計を行い、「使いやすさ」と「ビジネス成果」の両立を追求。NTTドコモの「ahamo」やゆうちょ銀行のアプリなど、社会インフラに近い大規模なデジタルプロダクトの設計実績が、その高い信頼性と技術力を裏付けています。

企業名

株式会社フォーデジット

事業内容

UXリサーチ、プロトタイピング、情報設計に基づくアプリ開発支援。ユーザーの行動心理を重視した体験設計。

実績

NTTドコモ「ahamo」、ゆうちょ銀行「ゆうちょ通帳アプリ」、イオンカード「暮らしのマネーサイト」など、金融、通信、メディア業界を中心に大規模なWebサイト、Webサービス、アプリのデザイン・開発実績。

所在地

東京都港区赤坂8-5-32 田中駒ビル 2F/3F

公式サイト

https://www.4digit.com/


株式会社ARCHECO

UXリサーチと戦略デザインを融合し、特に複雑な情報構造を持つ大規模サービスの設計を得意とするデザインコンサルティングファームです。情報設計(IA)の視点から、ユーザーが迷子にならない明快な導線を構築。新規事業や、情報量が多く複雑になりがちな大規模アプリの体験設計において、論理的かつ戦略的なアプローチで課題を解決します。

企業名

株式会社ARCHECO

事業内容

UXリサーチと戦略デザインの融合。複雑な情報構造の整理設計。新規事業や大規模アプリの体験設計支援。

実績

複雑な情報構造を持つ大規模サービスの情報設計、及び新規事業の戦略デザインを多数支援。デザインコンサルティング、UI設計・デザイン、アプリの企画など。

所在地

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-15-4 Barbizon76 3F

公式サイト

https://archeco.co.jp/

フェンリル株式会社

スマホアプリ開発とUI設計において、国内トップクラスの実績と高い技術力を誇る企業です。自社開発のウェブブラウザ「Sleipnir」で培った膨大なUX知見をクライアントワークに活かし、質の高いネイティブアプリを実現。UIデザインガイドライン策定なども行い、高い操作性とブランドに合わせたビジュアル品質を両立させたい場合に最適です。

企業名

フェンリル株式会社

事業内容

スマホアプリ開発・UI設計で国内トップクラスの実績。自社開発アプリ「Sleipnir」の知見を活かしたUIデザインガイドライン策定。

実績

スーパーマーケット「ライフ」公式アプリのリニューアル、テレビの見逃し配信アプリ「TVer」、JR東海「EXアプリ」、プロ野球「ベイスターズプライムカメラ」など、多岐にわたる有名企業の公式スマホアプリ開発実績。

所在地

大阪本社: 〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪 タワーB 14F

東京本社: 〒141-0031 東京都品川区西五反田2-27-3 A-PLACE 五反田 4F

公式サイト

https://www.fenrir-inc.com/jp/

株式会社ゆめみ

内製化支援とエンジニアリング力に定評があるアプリ開発会社です。月間6,000万人規模のユーザーが利用するサービスの開発実績を持ち、大規模なBtoCアプリのグロースフェーズを技術面から支えます。UX/UIの定性・定量調査に基づく「UX/UIレビューサービス」も提供しており、開発体制を段階的に自社へ移行したいクライアントの内製化支援にも強みを持っています。

企業名

株式会社ゆめみ

事業内容

アプリ開発支援、プロダクトブランド開発支援、内製化支援。UX/UIの定性・定量調査に基づく「UX/UIレビューサービス」も提供。

実績

ほぼ日手帳アプリ、au PAY、マイナビ転職アプリ、ビックカメラアプリなど、月間6,000万人規模のユーザーが利用するサービスの開発実績多数。AWSアドバンスドコンサルティングパートナーにも認定。

所在地

〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋2-11-23 サンタワーズB棟 7F

公式サイト

https://www.yumemi.co.jp/

株式会社ビービット

「UXインテリジェンス」を掲げ、ユーザー行動観察に基づくリサーチとデジタルサービスの改善を専門とするコンサルティングファームです。定性・定量を組み合わせた独自の分析フレームワークにより、ユーザーが言葉にできない不満や潜在的な離脱要因を可視化し、継続的な利用を促す体験設計を支援します。『アフターデジタル』シリーズをはじめとするUX/CX関連書籍の出版でも知られ、業界全体のUX標準化にも取り組んでいます。

企業名

株式会社ビービット

事業内容

UXインテリジェンス事業(UXデザインコンサルティング/UXグロースハック支援サービス)。ユーザーサーチ、カスタマージャーニー可視化、デジタルサービスの成果改善支援。

実績

『アフターデジタル』シリーズ(22万部突破)をはじめUX/CX関連書籍を10冊以上出版。「一般社団法人UXインテリジェンス協会」を共同設立し、「UX検定基礎」を運営。

所在地

〒100-0004 東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル10階

公式サイト

https://www.bebit.co.jp/

 12社の使い分けの目安

12社にはそれぞれ異なる強みがあるため、自社の課題に応じて使い分けることをおすすめします。新規事業やDXの上流工程を任せたいのであれば、FAKEやえそら合同会社、ARCHECOのような戦略・情報設計に強い会社が候補になります。リサーチを重視するのであれば、ニジボックスやビービットのような分析に強い会社が有力な選択肢です。大規模かつグローバルな開発体制や高い技術実装力を求めるのであれば、モンスターラボやゆめみのような技術力に強い会社が適しています。そして、ブランドの世界観を重視するのであれば、グッドパッチやセブンデックスのようなクリエイティブに強い会社が力を発揮するでしょう。

もちろん複数の強みを併せ持つ会社も多いため、この分類はあくまで大まかな目安です。最終的には個別の商談を通じて、自社の課題への理解度や担当者との相性を直接確かめることをおすすめします。

UIUXデザインとは?—「心地よさ」を「ビジネス成果」に変える設計思想

プロジェクトのパートナーを探す際、「UIUXデザイン」という言葉を頻繁に耳にされることでしょう。しかし、それが具体的に何を指し、なぜ事業成功に不可欠なのかを正確に理解しておくことが、最適なパートナー選定の第一歩です。

UIとは

UIはUser Interface(ユーザーインターフェース)の略です。

これは、「ユーザーとアプリ・Webサービスをつなぐ接点」、つまり私たちが実際に目で見て操作するすべての要素を指します。

具体例:

  • ボタンの配置と形

  • 文字のフォントとサイズ

  • 画面全体の配色

  • メニューの構成やアイコン

UIデザインの目的は、これらの視覚的・操作的要素を最適に設計することで、ユーザーが直感的に迷わず、ストレスなくアプリを操作できるようにすることです。どんなに優れた機能があっても、ボタンの位置がわからなければ、ユーザーはすぐにアプリを離脱してしまいます。

UXとは

UXはUser Experience(ユーザーエクスペリエンス)の略です。

これは、「ユーザーがアプリやサービスを利用する過程で感じる体験全体」を意味します。

UXは、アプリを開く前の期待感から、利用中の心地よさ、トラブル時のサポート体験、そしてアプリを使い終えた後の満足感や「また使いたい」という感情まで、時間軸を含むすべての体験を網羅します。

  • 具体例:

  • アプリで目的を達成するまでのプロセスがスムーズであること

  • 利用中に「楽しい」「便利だ」と感じる感情的価値

  • 期待通りの結果が得られ、満足すること

UXデザインは、単に使いやすくするだけでなく、「使い続けたい」と思わせる感情的な価値、つまり愛着や信頼といった心理的な要素までを設計します。優れたUXは、ユーザーの定着率やリピート率、さらにはブランドロイヤルティの向上に直結します。

UIが「道具そのものの設計」だとすれば、UXは「その道具を使って目的を達成し、得る喜びの設計」と言えます。優れたUIは優れたUXの必要条件ですが、十分条件ではありません。戦略的なUIUXデザイン会社は、この両輪を高いレベルで統合し、事業の成功を支援します。

UXデザインの5段階モデルに基づく発注設計

戦略的なパートナーを選定するためには、デザインがどのレイヤー(段階)で、どのような役割を果たすのかを理解することが不可欠です。

UIUXデザインのプロセスは、一般的に「表層(見た目)」から入るのではなく、「戦略(事業目的)」からスタートし、段階的に具体的な設計へと落とし込まれます。これを整理するフレームワークとして、UXデザインの5段階モデルをご紹介します。このモデルを理解することで、「どのフェーズに強みを持つ会社」を選ぶべきかが見えてきます。

1. 戦略(Strategy):ユーザーニーズとプロダクト目的の設定

UXデザインの最上位層であり、すべての土台です。

  • 設計思想:ユーザーの抱える真のニーズと、プロダクトが達成すべき事業目的(KGI/KPI)を一致させます。

  • 活動例:カスタマージャーニーマップの作成、ユーザーインサイトの特定、ビジネス目標の明確化。

  • 重要性:ここが曖昧だと、後のすべての設計がユーザーの望まない方向へ進み、「誰にも使われないアプリ」が生まれるリスクを負います。新規事業やDXの上流工程に強いデザインファームが最も力を発揮するフェーズです。

2. 要件(Scope):必要なコンテンツ・機能の設計

「戦略」で定めた方向性に基づき、アプリに何を搭載するべきかを定義します。

  • 設計思想:ユーザーが目的を達成するために必要な機能と情報を過不足なく整理し、優先度を定めます。

  • 活動例:機能一覧の作成、コンテンツマトリクスの定義、MVP(実用最小限の製品)の範囲決定。

  • 重要性:機能の「つけすぎ」はUXを複雑にし、開発コストを増大させます。逆に「不足」はユーザーの離脱を招きます。戦略的な要件定義のスキルが問われます。

3. 構造(Structure):情報と導線の整理

ユーザーが目的を達成するまでの「道筋」を設計します。

  • 設計思想:アプリ内の情報構造(Information Architecture: IA)と、画面間のナビゲーション(導線)を明確にし、ユーザーが迷子にならない設計を構築します。

  • 活動例:サイトマップの作成、画面遷移図の作成、ナビゲーションメニューの設計。

  • 重要性:複雑な情報(例:保険、金融、エンタープライズシステム)を扱うアプリほど、この情報設計力が操作負荷を大きく左右します。

4. 骨格(Skeleton):インターフェース上の情報設計

各画面内で「どこに何を配置するか」、つまりUIの具体的な「青写真」を設計します。

  • 設計思想:ユーザーの視線誘導や操作負荷を最適化するため、要素の配置と情報の優先度を整理します。

  • 活動例:ワイヤーフレーム(低・中・高精度)の作成、ボタン配置の決定、コンテンツのブロック化。

  • 重要性:この段階でユーザビリティ(使いやすさ)の大部分が決まります。プロトタイピングを用いて、この段階で徹底的な検証を行うことが、手戻りを防ぎます。

5. 表層(Surface):視覚デザインと感情的体験の創出

アプリの「見た目」、つまり最終的なビジュアルデザインを完成させます。

  • 設計思想:配色、フォント、画像、モーションなどの視覚要素を最適化し、ブランドイメージとUXを統一させます。また、操作時の心地よさや楽しさといった感情的体験を創出します。

  • 活動例:モックアップの作成、デザインシステムの構築、アニメーションやマイクロコピーの調整。

  • 重要性:ユーザーが最初に接触する層であり、ブランドの信頼感や第一印象を決定づけます。

パートナー選定のポイント:プロジェクトの課題が「ユーザーが使ってくれない(戦略・要件)」にあるのか、「操作が複雑すぎる(構造・骨格)」にあるのか、「見た目が古くて信頼感がない(表層)」にあるのかによって、どの段階に強みを持つデザイン会社を選ぶべきかが変わってきます。

 デザイン会社への発注前に準備しておきたいこと

デザイン会社との商談を効果的に進めるためには、発注側でもいくつかの準備をしておくことが望ましいです。ここでは、上記の5段階モデルを踏まえた上で、事前に整理しておくと商談がスムーズになるポイントを紹介します。

現状の課題とゴールの言語化

「なぜアプリを改善したいのか」「改善によってどのような状態を実現したいのか」を、可能な範囲で言語化しておくと、デザイン会社からの提案の精度が格段に高まります。定量的な数値目標がまだ定まっていない場合でも、現状把握している課題感を共有するだけで十分です。

既存データやユーザーの声の整理

アクセス解析データやカスタマーサポートに寄せられたユーザーの声など、社内に蓄積された情報があれば、事前に整理して共有しておきましょう。デザイン会社が独自にゼロからリサーチを行うよりも、精度の高い仮説からスタートできるため、プロジェクトの初速が大きく変わります。

意思決定に関わるメンバーの明確化

プロジェクトの進行中、誰がどの段階で意思決定を行うのかを事前に整理しておくことも重要です。意思決定者が途中から加わることで方針が覆るといった事態を防ぐために、契約前の段階から関係者を巻き込んでおくことをおすすめします。

アプリ開発における費用感の目安

デザイン会社への依頼を検討する際、多くの担当者が気になるのが費用感です。依頼内容やプロジェクトの規模によって金額は大きく変動しますが、大まかな目安を把握しておくことで、予算策定と会社選定がスムーズになります。

既存アプリのUI改善やユーザビリティテストなど、特定の課題に絞った依頼であれば、数十万円から数百万円程度の予算で対応できるケースが多く見られます。スコープを限定することで、比較的短期間かつ低コストでの改善が可能です。

一方、新規アプリの立ち上げにおいて、リサーチから戦略設計、UI/UX設計、開発、リリースまでを一気通貫で依頼する場合は、数百万円から一千万円を超える規模になることが一般的です。プロジェクト期間も半年から一年以上に及ぶことが多く、継続的な体制構築が前提となります。

また、リリース後の保守・運用や継続的な機能改善まで見据える場合は、月額契約などの継続的な費用が発生することも珍しくありません。初期費用だけでなく、リリース後の運用コストまで含めたトータルの予算感を、契約前に確認しておくことをおすすめします。

費用を検討する際は、金額の絶対値だけでなく、その投資によってどれだけの事業インパクトが見込めるかという視点を持つことも重要です。継続率がわずかに改善するだけでも、長期的には投資額を上回るリターンが得られるケースは珍しくありません。

デザイン会社選定でよくある失敗とその回避策

デザイン会社への依頼が期待した成果につながらない場合、いくつかの共通した失敗パターンが見られます。契約前に押さえておきたい代表的な落とし穴を紹介します。

リサーチを省略し、いきなり画面デザインから着手してしまう

予算やスケジュールの制約から、ユーザーリサーチの工程を省略し、いきなり画面デザインの制作に着手してしまうケースがあります。しかし、ユーザーの真のニーズを把握しないまま設計を進めると、後工程で大きな手戻りが発生し、結果的にコストも期間も増大しがちです。リサーチのプロセスを標準的に組み込んでいる会社かどうかを、契約前に確認しましょう。

デザインと開発の連携体制が曖昧なまま契約してしまう

デザイン会社と開発会社が別々の場合、両者の間でどのように仕様を伝達し、認識のズレを防ぐのかを事前に確認しないまま契約してしまうと、「デザイン通りに実装できない」といったトラブルが起こりやすくなります。デザインと実装の橋渡しをどのように行うのか、具体的なプロセスを商談段階で確認しておくことが重要です。

社内の意思決定者がレビュープロセスに関与しない

現場担当者とデザイン会社の間で議論が進んでも、リリース直前になって経営層から大幅な修正を求められると、それまでの検証プロセスが無駄になってしまいます。プロジェクトの重要な節目には、意思決定者にもレビューに参加してもらう体制を、契約前から整えておくことが重要です。

リリース後の運用体制を見据えずに契約してしまう

アプリはリリースして終わりではなく、OSのアップデートや端末の多様化に継続的に対応し続ける必要があります。開発時点では問題なく動いていたアプリが、半年後には不具合だらけになっているというケースも珍しくありません。長期的な保守・運用体制を持つ会社かどうかを、契約前に必ず確認しましょう。

これらの失敗パターンに共通するのは、リリース前の限られた工程だけでなく、リサーチからリリース後の運用まで含めたプロジェクト全体を見据えた視点が欠けていることです。デザイン会社を選定する際は、目先の画面デザインの美しさだけでなく、プロジェクト全体を通じて事業成果に伴走してくれるパートナーかどうかを見極めましょう。

株式会社FAKEのUIUXデザイン支援事例

弊社の支援事例を一部ご紹介します。当社は、単なるデザインの受託ではなく、ビジネス課題の解決を目的としたデザインコンサルティングを通じて、お客様の事業成長を支援しています。

支援先

プロジェクト目的

成果(ビジネスインパクト)

第一生命

保険契約管理画面のUX再設計

複雑な業務の操作性と視認性を大幅改善し、従業員の生産性向上と顧客満足度を両立。

OPEN HOUSE

不動産購入体験のUIUX刷新

Webとアプリ間での一貫した導線設計により、情報収集から購入検討までのプロセスをシームレス化し、コンバージョン率向上を実現。

助太刀

職人マッチングアプリのUX改善

職人の「稼ぐ」ための行動(登録、契約、報酬受取)を最適化し、ストレスポイントを解消することで、アプリの継続利用率を大幅に向上


第一生命

【プロジェクト内容】 保険契約管理画面のUX再設計

【成果】 操作性と視認性の大幅改善を実現。特に、複雑な保険情報を扱う業務効率が向上し、従業員の生産性向上と顧客満足度の両立を実現しました。「使いにくい」という現場の声を、戦略的なUIUX設計で解決した事例です。

OPEN HOUSE

【プロジェクト内容】 不動産購入体験のUIUX刷新

【成果】 Webとアプリ間での一貫した導線設計を徹底。ユーザーが情報収集から問い合わせ、そして実際の購入検討までをシームレスに行えるように体験を設計し、コンバージョン率向上を実現しました。O2O(オンラインtoオフライン)連携の成功事例です。

助太刀

【プロジェクト内容】 職人マッチングアプリのUX改善

【成果】 登録、契約、報酬受取といった職人の方々の「稼ぐ」ための一連の行動を最適化。現場の声を徹底的にリサーチし、ストレスポイントを解消することで、アプリの継続利用率を大幅に向上させました。

これらの事例は、デザインが「ビジネスの課題解決」と「ユーザーの体験向上」という二つの目的を同時に達成しうる、最も強力な手段であることを示しています。

まとめ:UIUXデザインは「事業成長」を支える戦略活動

本記事では、アプリのデザインパートナー選定を担う皆様に向けて、UIUXデザインの基礎から、戦略的な設計プロセス、そして信頼できるデザイン会社12選をご紹介しました。

UIUXデザインは、アプリの「見た目」を整える表層的な活動ではなく、「ユーザー体験を軸に事業成長を支える戦略活動」です。

  • UI(見た目や操作性)は、ユーザーに「迷わせない、使いやすい」という安心感を提供します。

  • UX(体験全体)は、ユーザーに「これなしでは困る、使い続けたい」という強い愛着を生み出します。

そして、記事で解説したUXデザインの戦略的な5段階(戦略・要件といった上流工程)を重視するパートナーを選ぶことこそが、ビジネス成果(KGI/KPI)と顧客満足を両立させる最短ルートです。

貴社の重要なプロジェクトの成功は、適切なデザインパートナーとの出会いから始まります。確かな技術力と戦略的な視点を持つデザイン会社と共に、ユーザーに長く愛され、市場で勝ち抜くアプリを、ぜひ実現してください。

なお、12社に増えたことで選択肢が広がった分、「どの会社から話を聞けばよいか分からない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。迷った際は、まず自社が今どのフェーズ(戦略立案、要件定義、グロース、技術実装など)にいるのかを整理した上で、そのフェーズに強みを持つ2〜3社に絞って商談を依頼することをおすすめします。実際に話を聞くことで、資料だけでは分からない相性の良し悪しが見えてきます。

複数社と商談を進める場合は、各社に同じ課題感や現状のデータを共有し、提案内容を横並びで比較できるようにしておくと、意思決定のスピードと精度が高まります。提案書の見た目の完成度だけでなく、こちらの課題をどれだけ深く理解した上での提案かという点にも注目して比較検討することをおすすめします。

最終的な契約前には、実際にプロジェクトを担当するメンバーと直接顔合わせをしておくことも重要です。営業担当者の印象だけで判断すると、実務を進める中で認識のズレが生じることがあります。

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会社概要

社名

株式会社FAKE

住所

〒150-6090 東京都渋谷区恵比寿4丁目20-4 Portal Ebisu H1

代表取締役

高橋 才将

設立

2020年1月

事業

DXコンサル、新規事業コンサル、システム開発、UIUXデザイン