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AI導入を会社に依頼する前に|7ステップで進め方を解説

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  • AI

作成日 :

2026/8/10 05:46

更新日 :

2026/8/10 05:46

皆さんは、AIを導入したいと思いつつ、社内だけで進めるべきか、会社に依頼すべきか迷っていませんか。AI導入は、ツールを契約すれば終わりというものではなく、目的設定からPoC、本番運用、社内定着まで複数のステップを踏む必要があります。この記事では、AI導入を会社に依頼する前に押さえておきたい7つのステップと、どの段階で外部の会社を頼るべきかをご紹介します。

この記事を読むと理解できること

  • AI導入が失敗しやすい理由と、成功する企業に共通する進め方

  • AI導入を成功させる7つのステップ

  • どの段階で外部の会社を頼るべきか

  • 既製ツールの契約と自社開発、どちらを選ぶべきか

  • AI導入を推進する社内体制の作り方

  • AI導入でよくある失敗パターン

AI導入が失敗しやすい理由

AI導入プロジェクトの多くが期待した成果に至らない理由は、「AIを導入すること」自体が目的化してしまうことにあります。何のためにAIを使うのかという目的が曖昧なまま、話題性の高いツールを契約したり、開発会社に相談したりしてしまうと、現場に定着せず形骸化するリスクが高まります。AI導入を検討する会社選びの前に、まずは自社の中で「何のために」を明確にしておくことが、成功の土台になります。

AI導入を成功させる7つのステップ

ステップ①:目的の明確化

AI導入における最初のステップは、「何のためにAIを導入するのか」という目的を明確にすることです。「業務時間を◯%削減する」「問い合わせ対応の一次回答率を◯%まで引き上げる」など、できる限り具体的な数値目標を持つことで、後の工程で成果を測定しやすくなります。

ステップ②:業務課題の整理

目的が定まったら、AIで解決したい業務課題を整理します。どの部署のどの業務にボトルネックがあるのか、現状のプロセスを棚卸しすることで、AI導入の対象範囲が明確になります。

ステップ③:導入方法の選択(既製ツール or 自社開発)

AI導入の方法は、大きく分けて「既製のAIツールを契約する」方法と、「自社専用のAIを開発する」方法の2種類があります。既製ツールは1ユーザーあたり月数千円から始められる手軽さが魅力ですが、自社特有の業務に最適化したい場合は、開発を依頼する会社を探す必要があります。

ステップ④:戦略・ロードマップの策定

導入方法が固まったら、AI導入の戦略とロードマップを策定します。いきなり全社に大規模導入すると現場の混乱を招きやすいため、まずは特定の部署や業務で小さな成功体験を積み重ね、段階的に拡大していく計画を立てましょう。

ステップ⑤:PoC(概念実証)の実施

戦略が固まったら、いきなり本番システムを作るのではなく、まず「本当にそのAIで課題が解決できるのか」を小規模に検証します。この段階で外部の会社に相談する企業が多く、PoCの結果次第で本開発に進むかどうかを判断します。

ステップ⑥:本番導入・システム統合

PoCで実現可能性が確認できたら、本番運用に向けたシステム統合を進めます。既存の業務システムとの連携や、現場での運用ルールの整備もこの段階で行います。

ステップ⑦:定着・効果測定

AIは導入して終わりではありません。現場での利用状況をモニタリングし、当初設定したKPIに対する効果を継続的に測定・改善していくことが、AI導入を「形だけ」で終わらせないための最後のステップです。

どの段階で会社を頼るべきか

7つのステップすべてを自社だけで完結できる企業は多くありません。特に、ステップ③の導入方法の選択から、ステップ⑤のPoC実施にかけては、専門知識を持つ外部の会社の力を借りることで、進行スピードと精度の両方が大きく向上します。社内にAI人材が不足している企業では、推進担当を1人決めて、外部パートナーと二人三脚で進める体制が現実的です。

ステップごとに変わる会社への相談内容

7つのステップは、それぞれで会社に相談すべき内容が異なります。ステップ③の導入方法の選択段階では、「自社の課題に対してどちらの選択肢が向いているか」という壁打ち相手として会社を頼るのが有効です。ステップ④の戦略・ロードマップ策定段階では、段階的な展開計画の設計経験が豊富な会社の知見が役立ちます。そしてステップ⑤のPoC段階では、実際に手を動かして検証を行う技術力が問われます。

この3つの段階すべてを1社に一気通貫で依頼することもできますし、壁打ち相手としてのコンサルティング会社と、実装を担う開発会社を分けて依頼することも可能です。どちらが良いかは、自社にどれだけの推進体制があるかによって変わります。推進担当者が経験豊富であれば実装会社だけに絞って依頼する形でも進められますが、初めてのAI導入で不安が大きい場合は、壁打ちから実装まで一貫して伴走してくれる会社を選ぶ方が安心です。

既製ツールの契約と自社開発、どちらを選ぶべきか

比較軸

既製ツールの契約

自社専用の開発

導入スピード

速い(即日〜数週間)

遅い(数ヶ月〜)

費用

月数千円〜

数百万円〜

カスタマイズ性

限定的

高い

向いている企業

まず小さく試したい企業

自社特有の課題を解決したい企業


自社の目的が、既存ツールの組み合わせで解決できる範囲なのか、独自開発が必要な範囲なのかを見極めることが、無駄な投資を避けるうえで重要です。

AI導入を推進する社内体制の作り方

AI導入を成功させている企業に共通するのは、推進担当者を明確に置いていることです。担当者が旗振り役となり、現場部門と外部の会社との橋渡しを行うことで、プロジェクトが停滞しにくくなります。また、経営層がAI導入の目的とKPIを理解し、継続的にコミットする体制を作っておくことも欠かせません。

推進担当者に求められるのは、必ずしも高度な技術知識ではありません。むしろ、現場の業務課題を正確に言語化し、外部の会社に伝える「翻訳者」としての役割の方が重要です。技術的な専門用語が分からなくても、自社の業務プロセスを深く理解している担当者であれば、AI導入プロジェクトの推進役として十分に機能します。逆に、技術に詳しいだけで現場の業務を理解していない担当者を推進役に据えると、開発会社との会話は弾んでも、現場で使われないAIができあがってしまうリスクがあります。

会社選びの前に用意しておきたいチェックリスト

外部の会社に相談する段階になったら、以下の項目を事前に整理しておくと、初回のヒアリングがスムーズに進みます。

  • 解決したい業務課題と、それによって達成したい数値目標

  • 現状のデータの有無・形式・量

  • 既製ツールと自社開発、どちらを想定しているか(未定でも可)

  • 想定している予算とスケジュールの目安

  • 社内の推進体制(担当者・関与できる部門)

これらが整理された状態で相談すると、会社側も的確な提案がしやすくなり、AI導入のステップ全体がスムーズに進みます。

AI導入でよくある失敗パターン

AI導入でよくある失敗パターンには、目的が曖昧なまま話題性だけでツールを導入してしまうケース、PoCの結果を検証せずに本番導入を進めてしまうケース、そして導入後の効果測定を行わず形骸化してしまうケースがあります。いずれも、7つのステップのどこかを飛ばしてしまうことが原因であることが多く、段階を踏んで進めることが失敗を防ぐ最短ルートです。

まとめ

整理すると、AI導入を会社に依頼する前に、目的の明確化から業務課題の整理、導入方法の選択、戦略策定、PoC、本番導入、定着・効果測定という7つのステップを意識することが重要です。すべてを自社だけで進めようとせず、専門知識が必要な段階では外部の会社を適切に頼ることで、AI導入の成功確率を大きく高めることができます。

7つのステップを一度に完璧にこなそうとする必要はありません。まずは目的の明確化と業務課題の整理という最初の2ステップだけでも社内で言語化し、その状態を持って外部の会社に相談することが、最も現実的な第一歩です。

AI導入に関するよくある質問

Q. AI導入は必ず会社に依頼する必要がありますか?

必ずしも必要ではありません。既製ツールの導入であれば自社だけで進められるケースも多くあります。ただし、自社専用の開発や、既存システムとの連携が必要な場合は、専門の会社に相談することをおすすめします。

Q. AI導入のステップはどのくらいの期間で進めればいいですか?

目的の明確化から本番導入まで、規模によって数ヶ月から1年程度かかることが一般的です。焦って本番導入を急ぐより、PoCで実現可能性をしっかり確認する方が、結果的に成功確率が高まります。

Q. 社内にAI人材がいない場合、どうすればいいですか?

推進担当を1人決めて、外部の会社と伴走する体制を作ることをおすすめします。すべてを社内で内製化しようとせず、まずは外部の知見を借りながら進める方が現実的です。

Q. AI導入の効果測定は何を指標にすればいいですか?

ステップ①で設定した具体的な数値目標(業務時間の削減率、対応件数の増加など)を継続的にモニタリングすることをおすすめします。定性的な「便利になった」だけでなく、定量的な指標を持つことが重要です。

Q. AI導入の会社選びで、最初に相談すべきはどのステップの段階ですか?

目的と業務課題がある程度整理できた、ステップ③(導入方法の選択)の段階で相談を始めるのがおすすめです。あまりに早い段階で相談すると、会社側も具体的な提案がしづらく、逆にステップ⑤(PoC)まで自社だけで進めようとすると、専門知識の不足で遠回りになりがちです。

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会社概要

社名

株式会社FAKE

住所

〒150-6090 東京都渋谷区恵比寿4丁目20-4 Portal Ebisu H1

代表取締役

高橋 才将

設立

2020年1月

事業

DXコンサル、新規事業コンサル、システム開発、UIUXデザイン