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AI活用に強い開発会社の選び方|成果につながる実装のポイント

  • AI

作成日 :

2026/8/10 05:48

更新日 :

2026/8/10 05:48

皆さんは、AI活用に強い開発会社を探しているものの、「導入はしたが効果が感じられない」という失敗を避けたいと考えていませんか。AI活用と一口にいっても、生成AIのチャット活用から、業務データを使った予測・自動化まで幅広く、開発会社によって得意とする活用領域が異なります。この記事では、AI活用に強い開発会社を見極めるポイントと、成果につなげるための実装の考え方をご紹介します。

この記事を読むと理解できること

  • AI活用が「導入しただけ」で終わってしまう理由

  • AI活用に強い開発会社を見極める4つのポイント

  • 活用領域別に見る開発会社のタイプ

  • 成果につながる実装プロセスの考え方

  • 効果測定の指標の立て方

  • 発注前に整理しておくべきこと

AI活用が導入しただけで終わってしまう理由

多くの企業がAIを導入したものの、実際の業務改善につながらず形骸化してしまうケースが後を絶ちません。その背景には、AIを導入すること自体が目的化し、どの業務でどのような成果を出すのかという活用シナリオが具体化されないまま進めてしまうことがあります。AI活用に強い開発会社は、単にAIモデルやツールを提供するだけでなく、実際に現場で使われ、成果につながるところまでを見据えた設計を行います。

AI活用の成功事例に見る共通点

実際にAI活用で成果を出している企業の事例を見ると、いくつかの共通点があります。物流業界では、AIによる配送ルートの最適化によって輸送コストや二酸化炭素排出量の削減につなげた事例があり、保険業界では、AIチャットボットによる定型的な問い合わせの自動化で、従業員の負担軽減を実現した事例もあります。これらの事例に共通するのは、単に最新のAI技術を導入したことではなく、自社の業務課題を明確にしたうえで、その課題に合った活用シナリオを設計している点です。AI活用に強い開発会社は、こうした事例の裏側にある設計プロセスを、自社の状況に合わせて再現してくれる存在だといえます。

AI活用に強い開発会社を見極める4つのポイント

① 活用シナリオの設計力

AI活用に強い開発会社は、技術の提供だけでなく、どの業務のどの場面でAIを使うと効果的かという活用シナリオの設計から支援してくれます。初回のヒアリングで、自社の業務フローに踏み込んだ質問をしてくるかどうかを確認しましょう。

② 定型業務から非定型業務への対応力

従来のRPAなどの自動化は、主にルールに基づいた定型業務が中心でした。AI活用に強い開発会社は、データ分析やパターン認識、文脈理解を通じて、判断を伴う非定型業務にも対応できる設計力を持っています。自社が効率化したい業務が定型・非定型のどちらに近いかを整理し、対応実績のある会社を選びましょう。

③ 効果測定・改善のサイクル設計

AI活用は「導入して終わり」ではなく、継続的な効果測定と改善が欠かせません。AI活用に強い開発会社は、KPIの設定から効果測定の仕組みづくりまで、導入後の運用フェーズを見据えた提案をしてくれます。

④ 業界・業務特有の知見

同じAI技術でも、物流業界の配送最適化と、保険業界の問い合わせ対応自動化とでは、必要なデータの扱い方や業務知識がまったく異なります。自社の業界・業務領域での活用実績があるかを確認することが、AI活用に強い開発会社選びの重要なポイントです。

内製化を見据えたAI活用支援という選択肢

AI活用に強い開発会社の中には、単に開発を代行するだけでなく、将来的に自社でAIを運用・改善できるよう、社内人材の育成まで見据えた支援を行う会社もあります。特に、活用シナリオの設計や効果測定の考え方は、一度学べば他の業務にも応用が利くノウハウであるため、外部に丸投げするのではなく、プロジェクトを通じて社内に知見を蓄積していく進め方も検討する価値があります。逆に、スピードを優先してとにかく早く成果を出したい場合は、内製化にはこだわらず、実装力の高い会社に一気通貫で任せるという判断も合理的です。自社が中長期的に目指す体制を踏まえて、どちらの進め方を重視するかを事前に整理しておくと、開発会社選びの軸がぶれにくくなります。

活用領域別に見る開発会社のタイプ

活用領域

具体例

開発会社に求められる強み

問い合わせ対応の自動化

AIチャットボット、一次回答の自動化

自然言語処理、既存FAQデータの活用力

需要・物流の最適化

配送ルート最適化、荷物量予測

データ分析、業界特有の業務知識

営業支援

商談録音・要約、提案書自動作成

音声認識、営業プロセスへの理解

社内ナレッジ活用

文書検索・要約、社内問い合わせ対応

検索拡張生成(RAG)、権限管理


自社が実現したい活用領域を先に整理しておくことで、数あるAI開発会社の中から、その領域での実績が豊富な会社を効率的に絞り込むことができます。

情報漏洩リスクへの配慮も忘れずに

AI活用を進める際には、情報漏洩のリスクへの配慮も欠かせません。特に、顧客の個人情報や社内の機密情報を含むデータをAIの学習や処理に使う場合、データがどこでどのように扱われるかを事前に確認しておく必要があります。AI活用に強い開発会社であれば、AIを使用する業務とそれ以外の業務を明確に区別し、社内でルールを共有するといった、セキュリティ面の設計まで提案してくれるはずです。技術的な実装力だけでなく、こうしたリスクマネジメントの視点を持っているかどうかも、会社選びの際に確認しておきたいポイントです。

成果につながる実装プロセスの考え方

AI活用を成果につなげている企業に共通するのは、いきなり全社展開を目指すのではなく、特定の業務・部門で小さく試し、効果を確認してから展開範囲を広げていくアプローチです。実際に、生成AIを「導入済み」または「試験導入中・検討中」とする企業の合計は4割を超えるという調査結果もあり、導入自体は珍しくなくなっています。しかし、導入済み企業のうち実際に効果を実感しているのは約7割にとどまるというデータもあり、残りの3割は導入したものの効果を感じられていないと考えられます。この差を生むのが、活用シナリオの設計と、小さく試してから広げるという実装プロセスの質です。

効果測定の指標の立て方

AI活用の効果を測定する際は、「便利になった」という定性的な感想だけでなく、具体的な数値目標を持つことが重要です。問い合わせ対応であれば一次回答の自動化率や対応時間の短縮率、営業支援であれば商談報告作成にかかる時間の削減率など、業務内容に応じた定量指標を、AI活用に強い開発会社と一緒に設計しておくと、導入後の効果検証がスムーズに進みます。

発注前に整理しておくべきこと

AI活用に強い開発会社に相談する前に、以下の点を整理しておくと、初回のヒアリングが効果的に進みます。

  • 効率化したい業務とその現状の課題

  • その業務が定型的か、判断を伴う非定型的なものか

  • 期待する効果を測る具体的な指標の仮説

  • 想定する予算とスケジュール感

これらが整理されていると、AI活用に強い開発会社側も、自社に合った活用シナリオを具体的に提案しやすくなります。

まとめ

整理すると、AI活用に強い開発会社を選ぶ際は、活用シナリオの設計力、定型・非定型業務への対応力、効果測定・改善サイクルの設計力、業界特有の知見という4つのポイントで見極めることが重要です。導入すること自体を目的にせず、小さく試して効果を確認しながら展開範囲を広げていくアプローチを共有できる会社を選ぶことが、AI活用を成果につなげる最大のポイントです。

内製化を見据えるか、スピードを優先して一気通貫で任せるか、情報漏洩リスクへの配慮まで含めた提案をしてくれるかといった観点も踏まえ、自社の状況に合った会社を選ぶことで、導入したAIが「使われないシステム」で終わるリスクを大きく減らすことができます。

AI活用に関するよくある質問

Q. AI活用と一般的なAI開発は何が違いますか?

AI開発はモデルやシステムの構築そのものに重心がありますが、AI活用は、構築したAIを実際の業務で使いこなし、成果を出すところまでを含む、より運用フェーズに近い概念です。

Q. AI活用で成果が出ない場合、何が原因であることが多いですか?

活用シナリオが具体化されないまま導入だけが先行してしまうケースが多く見られます。どの業務でどのような数値目標を達成したいのかを明確にすることが、成果につなげる第一歩です。

Q. 定型業務と非定型業務、どちらから着手すべきですか?

比較的成果が見えやすい定型業務から着手し、小さな成功体験を積んでから、判断を伴う非定型業務へと展開していく進め方が現実的です。

Q. AI活用の効果測定は、いつから始めるべきですか?

導入前の企画段階で、測定する指標をあらかじめ設計しておくことをおすすめします。導入後に指標を後付けしようとすると、比較対象となる導入前のデータが不足し、効果を正確に測定できないことがあります。

Q. 内製化とアウトソース、どちらを選ぶべきか判断に迷っています

中長期的に社内へノウハウを蓄積したいか、それとも短期間で成果を出すことを優先したいかによって答えは変わります。迷う場合は、最初のプロジェクトは開発会社に一気通貫で任せつつ、社内担当者を並走させてノウハウを吸収する、というハイブリッドな進め方も選択肢の一つです。

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会社概要

社名

株式会社FAKE

住所

〒150-6090 東京都渋谷区恵比寿4丁目20-4 Portal Ebisu H1

代表取締役

高橋 才将

設立

2020年1月

事業

DXコンサル、新規事業コンサル、システム開発、UIUXデザイン