
ユーザビリティテストとは、ユーザーにとってどれほど使いやすいかを評価するための方法です。
効果性
効率性
満足度
という3つの視点で評価します。
実際にユーザビリティテストを行う際には
目的設定→タスク設計→テスト環境→デモテスト→本番テスト
という手順になります。
ユーザビリティテストは、開発の初期段階で実施するほど効果的です。



ユーザビリティテストは、ウェブサイトやアプリケーションなどの製品が、ユーザーにとってどれほど使いやすいかを評価するための方法です。具体的には、実際のユーザーに製品を操作してもらい、その過程でどのような問題点や改善点があるのかを観察し記録します。これにより、デザインや機能の欠陥を早期に発見することができます。
たとえば、プロトタイピングツールのFigmaを活用して、開発中のウェブサイトのナビゲーション機能をテストする場合、ユーザーが目的のページに到達するまでの操作や時間を観察し、課題を特定します。このようなテストを通じて、デザインを改良し、ユーザー体験を向上させることが可能です。この手法は、開発初期段階で実施するほど効果的です。
初期段階でのテストにより、大幅な設計変更を避け、開発コストを削減することができます。そのため、ユーザビリティテストは多くの企業やデザインチームにとって欠かせない工程といえます。
よく混同される手法にユーザーインタビューがありますが、ユーザビリティテストとは明確に目的が異なります。

例えば、ユーザーインタビューでは「このアプリは使いやすいですか?」と尋ねますが、ユーザビリティテストでは「このボタンを押して次の画面に進んでください」とタスクを実施してもらいます。ユーザビリティテストでは、ユーザーが無意識に抱える課題を発見しやすいのが特徴です。
たとえば、プロトタイピングツールのFigmaを活用して、ナビゲーションの使いやすさをテストする場合、
ユーザーが目的のページに到達できるか
どこで迷うか
クリックの回数や所要時間
などを分析し、UIの改善につなげることができます。
ユーザビリティテストの主な目的は、製品がユーザーにとってどれだけ効果的で、効率的で、満足感を得られるものであるかを評価することです。
ユーザーが製品を使用する際にどのような課題を抱えるのかを明らかにし、それを解決することで、使いやすさを向上させることを目指します。
具体的には、
効果性
効率性
満足度
という3つの視点で評価します。

ユーザビリティテストを効果的に実施するためには、以下の手順を踏むことが重要です。

「何を検証するのか」を明確にします。このときに、どこに課題がありそうか、の仮説を立てておくことが重要です。
例:
離脱せずに新規会員登録をしてくれるか?→入力項目が多く、個人情報の入力で離脱するのでは?
スムーズに決済ができるか?→ナビゲーションメニューがわかりにくく、カートにたどり着けないのではないか?
ユーザーに実行してもらう具体的なタスクを用意します。
タスク設計のポイント
リアルなシナリオを設定:「新規ユーザーとして登録し、商品を購入してください」
シンプルにする:複雑な操作を要求しない
必要な機材や場所を用意し、テストを行う環境を整えます。記録用のカメラや静かなスペースを準備することが推奨されます。
本番前に1〜2人のテストを試行し、設計の不備を洗い出します。
デモテストは社内のメンバーでもかまいませんので、機材のセッティングから、質問内容まで、なるべく本番に近い内容で実施することが重要です。
実際のテストは以下の流れで実施します。
まず、インタビュイーの緊張をほぐし、テストに際しての注意点や連絡事項を伝えます。
オープニングの流れ
アイスブレイク:緊張をほぐすため、簡単に自己紹介とテストの趣旨を説明します。親しくなりすぎるとかえって正確な答えが帰ってこない可能性があるため、必要以上に雑談等をする必要はありません
テストの趣旨を説明:ユーザーの方がきちんと使えるアプリケーションになっているか確認するためのテストであり、「正解はなく、操作できなかったり、止まってしまうこと」がとても大事な情報になることをつたえます。
また、操作中に何を考えているのかを声に出してもらうことをお願いします。(思考発話法)
注意点の説明:秘密保持、プライバシーに関する注意点を説明します。
また、オフライン・オンラインにかかわらず、許可を得てなるべく録画をしましょう。
基礎情報をヒアリング:ここでのヒアリングの一番の目的は「このインタビュイーが本当に想定しているターゲットに合致しているか」をスクリーニングすることです。ペルソナの項目として設定している情報を聞いたり、類似のソリューションをつかっている場合にはその利用状況を細かく聞きます。
次にプロトタイプを触ってもらいます。タスクを渡してそのタスクを実行してもらいます。
タスクはなるべくシンプルに提示するのがポイントです。手順を詳しく説明せずに、完了できるかをテストしましょう。
タスクの例
ECアプリの場合:500円以下の購入したい商品を見つけ、購入してください。
請求書アプリの場合:〇〇商事に対する請求書を発行し、先方に送付してください。
タスク完了後、ヒアリングをします。インタビュイーが止まっていたところ、苦戦していたところを中心に聞きましょう。
ヒアリングのポイント
事実を聞く。意見を聞かない 「〇〇の画面で指が上下に動いていたように見えましたが、なぜですか」
なるべくオープン質問を使う 「このボタンは何のボタンだと思いましたか」
質問されたら逆質問で返す 「ここを押したら進むってことだったんですか?」→「あなたはどのように考えましたか」
ユーザビリティテストを効果的に行うためには、いくつかの課題や注意点を考慮する必要があります。
テストの結果が有効であるためには、実際のターゲットユーザーに近い人をテスト対象者として選ぶ必要があります。不適切な対象者を選んでしまうと、製品の本来の課題を見逃す可能性があります。
実際の使用環境と異なる環境でテストを行うと、結果が偏る可能性があります。たとえば、静かなオフィスで行うテストでは、実際のユーザーが使用する騒がしい環境の課題を見落としてしまうことがあります。
ユーザーが観察されていることを意識すると、自然な操作が行われない場合があります。このような影響を最小限にするために、ユーザーにリラックスしてもらい、観察者は極力目立たないよう配慮することが必要です。
1回のテストですべての課題を解決することは困難です。そのため、優先順位をつけ、限られたリソースで解決可能な範囲に集中することが重要です。
これらの注意点を理解し、適切な計画と実行を行うことで、ユーザビリティテストの効果を最大化することができます。
ユーザビリティテストは、開発の初期段階で実施するほど効果的です。
FigmaやZoomを活用し、小規模でもすぐに実施可能
ユーザー視点で課題を発見し、改善を繰り返すことが重要
コンバージョン率やユーザー満足度の向上に直結する
継続的にユーザビリティテストを行うことで、製品の品質向上につながります。
弊社では、プロトタイプとユーザーテストを通じて、ユーザーの声を取り入れた開発支援を行っています。事業成長やプロダクトの改善に興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。
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会社概要
社名
株式会社FAKE
住所
〒150-6090 東京都渋谷区恵比寿4丁目20-4 Portal Ebisu H1
代表取締役
高橋 才将
設立
2020年1月
事業
DXコンサル、新規事業コンサル、システム開発、UIUXデザイン