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ブランドマネジメントとは?目的・進め方とPdMが知るべき新ルール

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作成日 :

2024/3/13 10:11

更新日 :

2026/10/2 08:30

ロゴを刷新し、タグラインも決めた。それなのに半年後には、広告とプロダクトの画面、営業資料で言っていることがばらばらになっている。ブランドづくりの現場では、こうした「決めたあとに崩れる」問題がよく起こります。

その崩れを防ぎ、ブランドの価値を長く積み上げていくための仕組みがブランドマネジメントです。この記事では、意味と目的、ブランディングとの違い、進め方、KPIの考え方、事例の読み解き方を順に整理します。後半では、プロダクトそのものが顧客との接点になった今、プロダクトマネージャーが押さえたい新しいルールも解説します。

この記事を読むと理解できること

  • ブランドマネジメントの意味と、企業が取り組む目的

  • ブランディングやマーケティングとの違い

  • 管理の対象となるブランドの主要な要素

  • 取り組むことで得られるメリット

  • 現状把握から改善までの5つの進め方

  • 効果を測るためのKPIの選び方

  • 成功事例を自社に生かすための読み解き方

  • プロダクトマネージャーが押さえたいブランド管理の新ルール

ブランドマネジメントとは?意味と目的を先に整理

ブランドマネジメントとは、ブランドが顧客に約束している価値を定義し、その約束があらゆる接点で守られるように管理し、成果を測りながら改善し続ける活動のことです。一度きりのプロジェクトではなく、事業が続く限り回し続ける運用の仕組みだと捉えると理解しやすくなります。

ブランドとは何かを改めて確認する

ブランドは、製品やサービス、企業そのものを他と区別するための名称、デザイン、シンボルなどの総体です。ただし、ロゴやスローガンだけを指すわけではありません。顧客が商品を使ったときの体験や、企業の振る舞いから受け取る印象まで含めて、顧客の頭の中に形づくられる「らしさ」がブランドの実体です。

つまり、ブランドは企業が一方的に決めるものではなく、顧客の認識として育っていくものです。だからこそ、意図したイメージと実際の認識のずれを定期的に確かめ、埋めていく管理が欠かせません。ブランドの基本についてさらに知りたい場合は、ブランドの基本と構築の課題を解説した記事も参考になります。

ブランドを資産として扱うという考え方

ブランド管理の背景にあるのは、ブランドを企業の資産として扱う考え方です。経営学者のデービッド・アーカーは、ブランドが持つ価値をブランド・エクイティと呼び、ブランド認知、知覚品質、ブランド連想、ブランド・ロイヤルティといった要素で整理しました。

資産である以上、放置すれば目減りし、手入れをすれば価値が増していきます。広告費のように使えば消えるコストではなく、積み上げるほど価格競争に巻き込まれにくくなったり、新商品を受け入れてもらいやすくなったりする点が、ブランドを資産と呼ぶ理由です。

ブランドマネジメントの3つの目的

取り組む目的は、大きく3つに整理できます。1つ目は、ブランドが約束する価値を明確にし、社内の判断基準をそろえることです。2つ目は、顧客が触れるすべての接点で体験の一貫性を保つことです。

3つ目は、ブランドの状態を数字で把握し、価値を長期的に高めていくことです。この3つがそろって初めて、ブランドは担当者の感覚ではなく組織の仕組みとして守られるようになります。

ブランドマネジメントとブランディングの違いはどこにある?

結論からいえば、ブランディングはブランドをつくり、伝える活動であり、ブランド管理はそれを守り、測り、育てる活動です。両者は対立するものではなく、ひとつのサイクルの前半と後半の関係にあります。

ブランディングは構築と発信のフェーズ

ブランディングは、ブランドの理念やコンセプトを定め、ロゴやデザイン、メッセージに落とし込み、市場に伝えていく活動を指します。新しいブランドの立ち上げや、リブランディングのように、比較的はっきりした始まりと終わりがあるプロジェクトとして進むことが多いのが特徴です。

ブランド管理は運用と評価のフェーズ

一方のブランド管理は、構築されたブランドが日々の事業活動の中で崩れないように管理し、成果を測定して改善する活動です。新しいキャンペーン、プロダクトの機能追加、採用広報など、ブランドに触れる施策が生まれるたびに、それが約束と矛盾していないかを確かめます。

マーケティングやブランド構築との関係

マーケティングは、商品やサービスが売れる仕組みをつくる活動全般を指し、短期的な売上や獲得件数を追うことが多い領域です。ブランド管理は、そのマーケティング施策がブランドの価値を削っていないかを長期の視点で見張る役割を担います。両者の違いについては、マーケティングとブランディングの本質的な違いを解説した記事で詳しく整理しています。

違いを表にまとめると、次のようになります。

観点

ブランディング

ブランドマネジメント

マーケティング

主な役割

ブランドをつくり伝える

ブランドを守り育てる

売れる仕組みをつくる

時間軸

プロジェクト単位

継続的な運用

施策やキャンペーン単位

主な成果物

理念、ロゴ、メッセージ

ガイドライン、評価指標、改善計画

集客施策、販促計画

見る指標

認知の立ち上がり

認知、好意、体験品質、経済価値

売上、獲得件数、費用対効果

ブランドマネジメントで管理する主要な要素

管理の対象は、ロゴの使い方だけにとどまりません。ここでは、現場で押さえておきたい要素を5つに絞って紹介します。

ブランドアイデンティティ

ブランドアイデンティティは、企業や製品が持つ独自の価値観や個性を表現するための要素の集まりです。ロゴ、色、タイポグラフィ、パッケージ、言葉づかい、さらには企業文化や顧客対応の姿勢まで含まれます。企業が市場に対してどのような印象を与えたいのかを決める土台であり、ブランド管理はまずここを言語化するところから始まります。

ブランドポジショニング

ブランドポジショニングは、市場の中で自社がどの位置を占め、誰にとってのどんな価値で選ばれるのかを定める戦略です。顧客のニーズ、競合の状況、自社の強みを踏まえ、競合とは異なる独自の価値を明確に定義します。ポジションは一度決めて終わりではなく、市場環境の変化に合わせて見直す前提で扱います。

ブランドイメージとブランド価値

ブランドイメージは、顧客がブランドに対して抱いている認識や感情の総体です。高級感、革新性、信頼感、親しみやすさといったイメージは、購買行動やロイヤルティに直接影響します。

ブランド価値は、そのブランドが顧客や市場にとってどれだけ重要で、どれだけの付加価値を生んでいるかを示す考え方です。イメージが顧客側の認識だとすれば、価値はそれが選好や価格、事業の成果にどう表れているかを表すものだといえます。

デザインポリシーとガイドライン

一貫性を保つための実務的な道具が、デザインポリシーやブランドガイドラインです。ロゴの余白や配色、写真のトーン、言葉づかいのルールを明文化しておくことで、担当者や制作会社が変わっても表現がぶれにくくなります。

ブランドポートフォリオと知的財産

複数の商品ブランドを持つ企業では、ブランド同士の役割分担を整理するポートフォリオ管理も重要になります。似たターゲットに似た価値を訴えるブランドが並ぶと、社内で顧客を奪い合う状態が起こりやすいためです。あわせて、ブランド名やロゴの商標を適切に保護し、模倣や不正利用から守ることも管理の範囲に含まれます。

ブランドマネジメントに取り組むメリット

ブランドを仕組みとして管理すると、売上以外の面にも効果が広がります。代表的なメリットを4つ紹介します。

価格以外の理由で選ばれやすくなる

機能や品質だけで差がつきにくい市場では、ブランドへの信頼や共感が選ばれる理由になります。約束した価値を一貫して届け続けることで、価格を下げなくても比較の土俵から抜け出しやすくなります。

顧客ロイヤルティが高まる

どの接点でも期待どおりの体験が得られると、顧客は安心して使い続けてくれます。その結果、継続利用や追加購入、知人への紹介といった行動につながりやすくなり、長期的な関係を築く土台ができます。

社内の判断がそろい、意思決定が速くなる

ブランドの約束が言語化されていると、新しい施策や機能を検討するときに「これはブランドらしいか」という共通の判断軸を持てます。部署ごとの主観で議論が平行線になる場面が減り、意思決定のスピードと質が上がります。従業員が自社の価値を理解することで、仕事への誇りや帰属意識が高まる効果も期待できます。

表現の品質とコストを管理しやすくなる

ガイドラインが整っていると、制作のたびにゼロから表現を検討する必要がなくなります。品質のばらつきを抑えつつ、制作や確認にかかる手間も減らせるため、ブランド管理は守りであると同時に業務効率化の手段にもなります。

ブランドマネジメントの進め方5ステップ

ここからは、実際に取り組むときの進め方を5つのステップで紹介します。大切なのは、最後のステップから最初のステップへ戻り、サイクルとして回し続けることです。

ステップ1 現状のブランドを把握する

まずは、自社のブランドが顧客からどう見られているかを確かめます。顧客インタビューやアンケート、口コミやSNSでの言及、営業や問い合わせ窓口に届く声などを集め、意図しているイメージとのずれを洗い出します。競合や市場の動向もあわせて整理し、3C分析のようなフレームワークで自社の立ち位置を確認しておくと、次のステップが進めやすくなります。

ステップ2 ブランドの約束とポジションを定義する

現状を踏まえて、ブランドが誰にどんな価値を約束するのかを言語化します。ターゲット顧客、提供価値、競合との違い、ブランドの人格や口調などを1枚にまとめ、経営層から現場まで同じ言葉で説明できる状態をつくります。ここで定義した内容が、以降のすべての判断の基準になります。

ステップ3 顧客接点ごとの体験を設計する

次に、顧客がブランドに触れる接点を洗い出し、それぞれでどんな体験を届けるべきかを設計します。広告、ウェブサイト、プロダクトの画面、営業担当者の説明、サポート対応など、接点ごとの役割を決めておくと、表現や対応のぶれを防げます。カスタマージャーニーマップを使って、顧客の状態ごとに必要な体験を整理する方法も有効です。

ステップ4 施策を実行し、ガイドラインで品質を守る

設計した体験を、各部署の施策として実行に移します。このとき、ガイドラインやチェックリストを用意し、新しい制作物や機能がブランドの約束と矛盾していないかを確認する仕組みを組み込みます。確認の窓口を明確にしておくと、スピードを落とさずに品質を保てます。

ステップ5 効果を測定し、改善を繰り返す

最後に、あらかじめ決めたKPIでブランドの状態を測定し、結果をもとに施策や定義そのものを見直します。数字が悪化していれば原因を接点ごとに探り、市場環境が変わっていればポジションの再定義も検討します。この評価と改善のサイクルを定期的に回すことが、ブランド管理を形骸化させない最大のポイントです。

ブランドマネジメントのKPIはどう設計する?

ブランドの状態は目に見えにくいため、何を測るかを先に決めておかないと、取り組みの成果を説明できなくなります。指標は1つに絞らず、顧客の心の中の変化と、事業の成果の両方を組み合わせて設計するのが基本です。

顧客の認識を測る指標

まず押さえたいのは、ブランドが知られ、好まれているかを示す指標です。ブランド名を見て知っているかを問う認知率、カテゴリ名から思い浮かぶかを問う想起率、他社と比べて選びたいかを問う好意度や選好度などが代表的です。定期的な調査で同じ質問を続けることで、変化の傾向がつかめます。

体験の質を測る指標

次に、実際の体験がブランドの約束どおりかを測る指標です。顧客満足度や、知人に勧めたいかを問うNPSのような推奨度、問い合わせ内容の傾向、プロダクトの継続利用率などが挙げられます。プロダクトを持つ企業では、利用データからブランドの約束が守られているかを確かめられる点が強みになります。

事業への貢献を測る指標

最後に、ブランドが事業の成果にどう表れているかを見る指標です。指名検索の数、価格を維持したまま選ばれているか、顧客生涯価値であるLTV、リピート率などが該当します。

これらの指標は単独で追うより、最終的な目標から分解してつながりを整理しておくと、社内で説明しやすくなります。指標同士の関係を整理する方法は、KPIツリーの作り方を解説した記事が参考になります。

指標の層

代表的な指標

主な把握方法

顧客の認識

認知率、想起率、好意度、選好度

定期的なブランド調査

体験の質

顧客満足度、推奨度、継続利用率

アンケート、利用データ

事業への貢献

指名検索数、価格の維持、LTV、リピート率

検索データ、販売データ

プロダクトマネージャーが知るべきブランドマネジメントの新ルール

かつてブランドは、主に広告やパッケージを通じて伝えるものでした。しかしデジタルサービスが当たり前になった今、顧客がブランドを最も長く体験する場所は、多くの場合プロダクトそのものです。ここでは、プロダクトマネージャーの立場から押さえておきたい新しいルールを5つ紹介します。

ルール1 UXがブランドの約束を証明する

どれほど魅力的なメッセージを掲げても、使ってみたときの体験がそれを裏切れば、ブランドへの信頼は一気に失われます。デザイン思考やユーザー中心のアプローチで顧客の課題を深く理解し、期待を超える体験を届けることが、そのままブランド管理になります。機能の優先順位を決めるときにも、ブランドの約束に沿っているかを判断基準のひとつに加えましょう。

ルール2 データで意思決定し、継続的に改善する

プロダクトには、利用状況や行動ログ、顧客の声といったデータが日々蓄積されています。これらを分析すれば、ブランドの約束がどの場面で守られ、どこで崩れているかを具体的に把握できます。感覚ではなくデータに基づいて改善を重ねることが、ブランドの価値を着実に積み上げる近道です。

ルール3 オンラインとオフラインで一貫した体験を届ける

顧客は、ウェブサイト、アプリ、店舗、営業担当者、サポート窓口などを行き来しながらブランドに触れています。あらゆる接点で一貫した体験を提供するオムニチャネルの考え方を取り入れると、顧客のエンゲージメントが深まり、ロイヤルティの向上につながります。プロダクトの画面の言葉づかいと広告の言葉づかいがずれていないかといった細部まで、確認の対象に含めることが大切です。

ルール4 透明性とプライバシーへの配慮が信頼を左右する

データを活用するほど、顧客データの扱い方そのものがブランドの評価を左右するようになります。取得の目的を分かりやすく伝え、厳格なポリシーで管理し、説明責任を果たす姿勢が信頼の土台になります。あわせて、持続可能性や社会的責任への関心の高まりも踏まえ、事業の姿勢を誠実に伝えることが求められます。

ルール5 部門の壁を越えてブランドを運用する

ブランドの体験は、マーケティング部門だけではつくれません。製品開発、営業、カスタマーサポートなどが同じ約束を共有し、それぞれの持ち場で実行することで初めて一貫したブランドが成り立ちます。プロダクトマネージャーは複数の部門をつなぐ立場にあるため、ブランドの約束を開発の現場に翻訳する役割を担いやすい存在です。役割やスキルの全体像は、PdMの役割と求められるスキルを解説した記事で整理しています。

ブランドマネジメントの成功事例を読み解く3つの視点

ブランド管理を学ぶ際、有名企業の事例を参考にする人は多いでしょう。ただし、規模も業界も違う企業のやり方をそのまま真似ても、うまくいくとは限りません。事例を自社に生かすには、表面の施策ではなく、その背後にある仕組みを読み解くことが重要です。

視点1 約束が一言で言えるか

成功しているブランドの多くは、何を約束しているのかが短い言葉で説明できます。事例を見るときは、そのブランドが顧客に何を約束し、何をあえて約束していないのかに注目しましょう。自社に当てはめるなら、自社のブランドの約束を一言で言えるかを試すことが第一歩です。

視点2 約束が接点の隅々まで行き届いているか

広告だけでなく、商品そのもの、店舗やウェブサイト、サポート対応まで、同じ考え方で設計されているかどうかを見ます。優れた事例ほど、目立たない接点にまで一貫性が保たれているものです。自社でも、顧客接点を一覧にし、約束とずれている箇所がないかを点検してみてください。

視点3 変えるものと変えないものを区別しているか

長く続くブランドは、時代に合わせて表現や商品を変えながらも、核となる価値は変えていません。事例を読むときは、何を変え、何を守り続けているのかを切り分けて整理すると、自社の判断に応用しやすくなります。

ブランドマネジメントを支える組織体制とよくある失敗

仕組みとして回すには、誰が責任を持つのかを決めておく必要があります。あわせて、多くの企業がつまずきやすい失敗のパターンも知っておきましょう。

ブランドの責任者と各部門の役割分担

ブランドの約束を定義し、全体の一貫性に責任を持つ担当者や組織を置くことが基本です。そのうえで、マーケティング、製品開発、営業、サポートの各部門が、自分たちの接点でブランドを体現する役割を担います。定期的に部門横断で状態を確認する場を設けると、ずれの早期発見につながります。

よくある失敗1 ロゴやデザインの管理だけで終わる

ガイドラインを整備しただけで満足し、体験の一貫性や効果測定まで手が回らないケースは少なくありません。見た目の統一はブランド管理の一部にすぎず、顧客がどう受け止めているかを確かめるところまで進めて初めて機能します。

よくある失敗2 短期の売上指標だけで評価する

ブランドの価値は時間をかけて積み上がるため、短期の売上だけで判断すると、値引きや過度な販促に頼る施策が優先されがちです。その結果、ブランドの約束が少しずつ削られてしまいます。前述のように、認識と体験の指標を事業の指標と並べて見ることが大切です。

よくある失敗3 一度決めた定義を見直さない

市場や顧客は変化し続けています。かつて有効だったポジションが、いつの間にか時代に合わなくなっていることもあります。定期的に現状を把握し、必要に応じて定義そのものを更新する柔軟さが、長期的な成長を支えます。

まとめ

ブランドマネジメントは、ブランドが顧客に約束する価値を定義し、あらゆる接点でその約束を守り、成果を測りながら育て続ける仕組みです。ブランディングがブランドをつくり伝える活動だとすれば、ブランド管理はそれを長期的な資産へと変えていく活動だといえます。

進め方は、現状把握、約束とポジションの定義、接点ごとの体験設計、施策の実行、効果測定と改善の5ステップです。KPIは顧客の認識、体験の質、事業への貢献の3つの層で設計すると、取り組みの成果を説明しやすくなります。

そして今、顧客がブランドを最も長く体験するのはプロダクトの中です。UXでブランドの約束を証明し、データに基づいて改善し、部門の壁を越えて運用することが、プロダクトマネージャーに求められる新しいルールです。マーケティングとUXの両面からブランドの体験を設計できるパートナーを探している場合は、マーケティングに強いデザイン会社を比較した記事も参考にしてみてください。

ブランドマネジメントに関するよくある質問

ブランドマネジメントとブランディングは何が違いますか?

ブランディングは、ブランドの理念やデザイン、メッセージをつくり、市場に伝える活動です。それに対してブランド管理は、つくったブランドが日々の事業活動の中で崩れないように守り、成果を測って改善し続ける活動を指します。両者はひとつのサイクルの前半と後半にあたります。

中小企業やスタートアップでも取り組む必要はありますか?

規模にかかわらず取り組む価値があります。むしろ組織が小さいうちにブランドの約束を言語化しておくと、人が増えたときにも判断や表現がぶれにくくなります。最初から大がかりな体制をつくる必要はなく、約束の定義と簡単なガイドライン、少数の指標から始めれば十分です。

効果が出るまでにどのくらいの期間がかかりますか?

ブランドの認識は時間をかけて変わるため、短期間で大きな成果が出るものではありません。だからこそ、認知や好意度といった先行して動く指標と、売上やLTVといった遅れて動く指標を分けて追い、途中経過を確認しながら継続することが大切です。

プロダクトマネージャーはどこから関わるとよいですか?

まずは自社のブランドの約束を理解し、それがプロダクトの体験で守られているかを点検するところから始めるのがおすすめです。機能の優先順位を決める場面や、画面の言葉づかいを決める場面で、ブランドの約束を判断基準に加えるだけでも大きな一歩になります。

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社名

株式会社FAKE

住所

〒150-6090 東京都渋谷区恵比寿4丁目20-4 Portal Ebisu H1

代表取締役

高橋 才将

設立

2020年1月

事業

DXコンサル、新規事業コンサル、システム開発、UIUXデザイン