arrow_back

BLOG

Fun Done Learn完全ガイド:チームの振り返りを楽しく、効果的に

  • ナレッジ

  • 新規事業

  • グロース

  • デザイン

作成日 :

2024/4/26 05:21

更新日 :

2026/6/10 12:05

振り返りの場が形骸化している、メンバーの発言が偏っている、毎回同じ課題が出てくる——そんな悩みを抱えるチームに注目されているのが「Fun Done Learn」です。本記事では、その概要から実施手順、注意点まで体系的に解説します。

目次

Fun Done Learnとは?:効果的なふりかえりのためのフレームワーク

Fun Done Learnは、楽しみ(Fun)・達成(Done)・学び(Learn)の3つの要素に焦点を当てたふりかえりの手法です。チームや個人がプロジェクトや活動を振り返り、より良い成果と成長を促進するために設計されています。2018年にScrum Coaches Retreat in Okinawaで提案されて以来、多くの組織で採用されています。

Fun:楽しかった体験の共有

参加者がプロジェクト中に楽しんだ体験やポジティブな出来事を共有するステップです。セッションの雰囲気を和らげ、参加者のエンゲージメントを高める役割を担います。

Done:達成したタスクと目標の振り返り

チームまたは個人が達成したタスクや目標について振り返ります。自分たちの努力が具体的な成果につながったことを認識することで、自己効力感を高められます。

Learn:得られた教訓と次へのステップ

経験から学んだ教訓や今後に活かすべき点を話し合います。同じ過ちを繰り返さないようにするとともに、継続的な改善へとつなげるステップです。

3つの要素を通じて、チームメンバーはポジティブなフィードバックを交換し合う機会が増え、組織全体のモチベーションと生産性の向上が期待できます。

Fun Done LearnとKPT法の違い

Fun Done LearnとKPT法は、どちらもチームの振り返りに有効なフレームワークですが、アプローチが異なります。

KPT法は、何が良かったか(Keep)・問題点は何か(Problem)・次に何を改善するか(Try)を議論し、具体的なアクションプランを立てることに特化しています。問題の原因特定と改善策の立案に向いているフレームワークです。

一方、Fun Done Learnは学習と楽しみを融合させながら日常の業務プロセスを見直す手法で、チームのエンゲージメントとポジティブな雰囲気づくりを重視しています。チームのダイナミクスを活性化し、創造的な解決策を生み出したい場面で特に効果を発揮します。

課題解決を急ぐ場面ではKPT法、チームの関係性や前向きな学習文化を育てたい場面ではFun Done Learnが適しているといえます。

Fun Done Learnを活用したプロジェクト管理

プロジェクト中の活用法

Fun Done Learnを日常のプロジェクト管理に組み込むことで、チームのエンゲージメントを高めながらプロジェクトの成果を向上させることができます。特に反復的なプロセスや長期プロジェクトで効果を発揮します。

プロジェクトの各フェーズでFun Done Learnを適用するには、まず各フェーズの目標を明確に設定し、それに基づいたアクティビティを計画します。例えば要件定義フェーズでは、要件を楽しく学ぶワークショップを取り入れることで、チームメンバーがプロジェクトの重要性や影響をより深く理解できます。デザインや実装のフェーズでは、各タスクを小さなゲームや競争として設定し、完成ごとに小さな達成感を演出することで、チームのやる気と効率を維持できます。

プロジェクト終了時の振り返り

プロジェクト完了後の振り返りは「Learn」フェーズで行います。プロジェクト中に直面した課題や成功した点をチームで共有し、得た知識を「学びの市場」としてプレゼンテーションしてフィードバックを受け合うことで、次のプロジェクトに向けた具体的な改善策を立てることができます。

Fun Done Learnを活用したチームビルディングの実施手順

1. 準備 ホワイトボードや大きな紙に「Fun」「Done」「Learn」の3つのセクションを用意します。

2. 記入 プロジェクト参加者に各セクションへ付箋やマーカーで書き込んでもらいます。

  • Fun: プロジェクト中に楽しかった活動や瞬間

  • Done: 完了したタスクや達成した目標

  • Learn: 学んだことや気づき

3. 共有と議論 記入内容を全員で共有し、どの活動が楽しかったか・何が成功したか・どんな学びがあったかをディスカッションします。次のステップへの改善点を洗い出し、具体的なアクションにつなげましょう。

Fun Done Learnの注意点

適切な環境の確保

参加者がオープンでリラックスした状態で意見交換できる環境を整えることが不可欠です。デジタルツールを使用する場合は、技術的な問題がセッションの進行を妨げないよう、全員が操作方法を把握した状態で臨むことが重要です。

参加者の期待管理とフィードバックの取り扱い

セッション開始前に目的・プロセス・期待される成果を明確に伝えることで、参加者が積極的に貢献しやすくなります。フィードバックは具体的で前向きな内容を心がけ、個人ではなくアイデアや行動に焦点を当てることが大切です。チームの学びと成長を支援するものとして扱うことで、持続可能な改善が促されます。

まとめ

Fun Done Learnを正しく実施することで、チームには以下のような変化が生まれます。

参加とモチベーションの向上: 振り返りが楽しい場になることで、全員が積極的に参加するようになります。

コミュニケーションの改善: 楽しい活動がオープンな対話を促し、メンバー間の信頼関係が深まります。

学びと革新の促進: 新しいアイデアを試し、失敗から学ぶ文化が育まれ、問題解決力と創造的思考が鍛えられます。

長期的な成果への接続: 継続的に学び成長するチーム文化を育てることが、長期的な成功につながります。

振り返りをただの「義務」から「チームの資産を積み上げる時間」へと変えたいチームに、Fun Done Learnはおすすめのフレームワークです。

参考:

arrow_back

BLOG

Fun Done Learn完全ガイド:チームの振り返りを楽しく、効果的に

ナレッジ

新規事業

グロース

デザイン

作成日 :

2024/4/26 05:21

更新日 :

2026/6/10 12:05

Blog

|

ブログ

Works

|

お問い合わせ

Contact

|

お問い合わせ

プライバシーポリシーに同意して送信

Company

|

会社概要

社名

株式会社FAKE

住所

〒150-6090 東京都渋谷区恵比寿4丁目20-4 Portal Ebisu H1

代表取締役

高橋 才将

設立

2020年1月

事業

DXコンサル、新規事業コンサル、システム開発、UIUXデザイン