
中期経営計画に「全社DX」が掲げられ、推進部門の立ち上げは済んだものの、何から外部に頼むべきかで議論が止まっている。戦略系ファームに相談すると構想資料は立派だが、実装段階で別のベンダーを探し直すことになりそうだ。大企業のDX推進担当者からは、こうした声がよく聞かれます。
DXコンサルと一口に言っても、得意な工程や関わり方は会社によって大きく異なります。この記事では、DXコンサルの役割と類型、構想から実装までを見据えた選び方、費用形態の考え方、そして大企業向けのDXコンサル会社8社を解説します。
DXコンサルが全社変革のなかで担う役割と業務範囲
DXコンサルとITコンサル・SIerの違い
戦略系・総合系・IT系・実装伴走型というDXコンサル会社の4類型
大企業がDXコンサル会社を選ぶときに確認すべき視点
DXコンサルの契約形態と、稟議で説明しやすい予算の組み方
構想から実装まで相談できるDXコンサル会社8社の特徴
DXコンサルとは、デジタル技術を前提に事業や業務、組織のあり方を変革するための構想を描き、その実行を支援する専門家やサービスを指します。単に新しいシステムを入れることが目的ではなく、事業価値をどう高めるかという経営課題から出発する点が特徴です。
近年は、構想を描いて終わりではなく、検証や実装、定着まで伴走する形が主流になりつつあります。大企業のDXは関係部門が多く、構想と現場の実態がずれたまま進むと、システムは完成しても使われないという結果になりやすいためです。
DXコンサルの業務は大きく分けると、次のような領域にまたがります。
経営課題の整理とDXビジョン・ロードマップの策定
業務プロセスの可視化と、デジタル前提での再設計
データ活用基盤やAI活用テーマの企画
新規デジタル事業やサービスの構想と検証
推進組織の設計、デジタル人材の育成、チェンジマネジメント
要件定義、ベンダー選定、PMOなど実装フェーズの支援
どこまでを一社に任せるかは企業によって異なります。重要なのは、自社がどの工程でつまずいているのかを先に見極め、その工程に強いDXコンサルを選ぶことです。
大企業がDXコンサルを活用する場面は、主に3つに分けられます。1つ目は、全社のDX方針はあるものの、どの事業や業務から着手するかの優先順位が決まらない段階です。
2つ目は、構想は固まったが、情報システム部門・事業部門・経営層の合意形成に時間がかかり、要件定義に進めない段階です。3つ目は、PoCを重ねたものの本番展開に至らず、既存基幹システムとの連携や全社展開の道筋が描けない段階です。
DXが失敗する典型的なパターンについては、DXが失敗する原因と対策でも詳しく整理しています。

DXコンサル会社を比較する前に、似た役割を持つITコンサルやSIerとの違いを押さえておくと、依頼先のミスマッチを防げます。
観点 | DXコンサル | ITコンサル | SIer |
|---|---|---|---|
出発点 | 事業・業務・組織の変革 | IT戦略・システム課題 | 決まった要件の実現 |
主な工程 | 構想策定〜検証〜実装伴走 | IT戦略〜システム企画・選定 | 要件定義〜設計・開発・運用 |
関与する相手 | 経営層・事業部門・情報システム部門 | 情報システム部門中心 | 情報システム部門・発注担当 |
成果物 | ビジョン、ロードマップ、業務設計、プロトタイプなど | IT戦略、システム構成案、RFPなど | システム、設計書、運用体制 |
ITコンサルは、システム導入や刷新を軸に、IT戦略やシステム構成、製品選定を支援するのが一般的です。一方でDXコンサルは、事業モデルや業務プロセス、組織文化まで変革の対象に含めます。
ただし実際には境界が曖昧になっており、ITコンサルを名乗る会社がDX構想から支援するケースも少なくありません。名称よりも、どの工程から関与し、何を成果物とするかで判断するのが現実的です。
SIerは、決まった要件をもとにシステムを設計・開発し、安定して運用することを得意とします。大規模な基幹システムの構築や保守では欠かせない存在です。
一方で、何を作るべきかが固まっていない段階では、SIerに依頼しても要件が曖昧なまま見積もりが膨らみがちです。構想や要件の整理をDXコンサルが担い、開発をSIerや開発会社に任せる分業もよく見られますが、その場合は工程間の引き継ぎで意図が抜け落ちないよう注意が必要です。

DXコンサル会社は、出自や得意工程によっておおむね4つの類型に分けられます。自社の課題がどの工程にあるかと照らし合わせて、候補を絞り込むと比較しやすくなります。
戦略系は、経営戦略や事業戦略の立案を得意とするファームです。全社のDXビジョンやポートフォリオの見直し、新規事業の方向性など、経営層の意思決定を支える領域に強みがあります。
一方で、システムの実装や現場への定着までは別の会社と組むことが多く、構想と実装の橋渡しを社内で担う体制が求められます。
総合系は、戦略策定から業務改革、システム導入、運用までを一貫して提供するファームです。大規模な人員を抱え、業界別・領域別の専門チームを組める点が強みです。
全社横断の大型プロジェクトに向く一方、プロジェクト規模が大きくなりやすく、担当チームの顔ぶれや体制によって品質が左右される面もあります。
IT系は、システム構築や運用の実績を土台に、IT戦略やDX企画まで支援範囲を広げてきた会社です。既存基幹システムとの連携やインフラ、セキュリティなど、技術面の確実性を重視する場合に頼りになります。
自社の製品やパートナー製品を前提にした提案になることもあるため、提案内容が特定の製品に寄っていないかを確認しておくと安心です。
実装伴走型は、デザインやエンジニアリングのチームを持ち、構想段階から手を動かしてプロトタイプやMVPを作りながら進める会社です。抽象的な議論を早い段階で具体的な画面や動くものに落とし込むため、合意形成を速めやすいのが特徴です。
全社戦略の策定そのものより、構想を現場で使われる仕組みに変える工程に強みがあります。大企業では、戦略系や総合系と組み合わせて活用されることもあります。

ここからは、大企業がDXコンサル会社を選定する際に確認したい視点を6つ紹介します。いずれも、構想で終わらせず全社展開まで進めるための観点です。
DXコンサル選びで最も多い後悔は、構想資料は優れていたが実装段階で前提が崩れたというものです。構想を描いたチームが要件定義や開発まで関与できるのか、関与しない場合は誰がどう引き継ぐのかを、提案段階で確認しておきましょう。
大企業のDXでは、情報システム部門、事業部門、経営層、場合によってはグループ会社まで利害関係者が広がります。会議体の設計やドキュメントだけでなく、プロトタイプや画面イメージを使って認識をそろえる手法を持っているかは、プロジェクトの速度を大きく左右します。
DXコンサルの提案が特定のパッケージやクラウド製品を前提にしている場合、業務をその製品に合わせることが目的化してしまうことがあります。パッケージ、SaaS、スクラッチ開発をフラットに比較し、自社の業務と将来像に合う選択肢を示してくれるかを確認しましょう。
特定ベンダーへの依存が長期的に与える影響は、ベンダーロックインの原因と回避策も参考になります。
全社DXでは、新しい仕組みを既存の基幹システムや認証基盤、データ基盤とつなぐ必要があります。DXコンサル会社が連携方式やデータ移行、段階移行の計画まで具体的に語れるか、社内のセキュリティ審査に必要な資料を用意できるかも重要な判断材料です。
DXコンサルの成果は、会社の看板よりも実際に参画するメンバーに左右されます。提案時に登場したメンバーがプロジェクトに入るのか、業界知識と技術・デザインの両面を持つ人材がいるのかを、面談の場で確かめておくとよいでしょう。
外部に頼り続ける前提では、ノウハウが社内に残らず、費用も膨らみ続けます。DXコンサルが、ドキュメントや設計資産の引き継ぎ、社内人材の育成まで計画に含めているかを確認しましょう。ドキュメントや設計資産を誰が保持するのかも、契約前に明確にしておくと安心です。

DXコンサルの費用は、支援範囲、期間、参画人数、メンバーの役職構成によって大きく変わります。公開されている相場情報には根拠が示されていないものも多いため、本記事では具体額ではなく、費用を見積もり・比較するための考え方を整理します。
DXコンサルで多く使われる契約形態は、次の3つです。
契約形態 | 概要 | 向いている工程 |
|---|---|---|
準委任型 | 稼働量に応じて対価を支払う。人月単価×人数×期間で見積もることが多い | 構想策定、要件定義、PMO、伴走支援 |
請負型 | 成果物の完成に対して対価を支払う | 範囲が確定した開発、特定の成果物作成 |
顧問・リテイナー型 | 月額で定期的な助言やレビューを受ける | 推進体制が自走している段階の補強 |
構想や要件定義のように、進めながら内容が変わる工程は準委任型が一般的です。契約形態による責任範囲の違いは、準委任契約と請負契約の違いで詳しく解説しています。
費用を大きく左右するのは、参画メンバーの人数と役職構成、そして期間です。同じ構想策定でも、パートナークラスが常時参画するのか、実務担当者中心で進めるのかによって見積もりは変わります。
また、構想と実装を別の会社に依頼すると、引き継ぎのための再ヒアリングや資料の作り直しが発生し、見えにくい追加コストになりがちです。見積もりの比較では、単価だけでなく、工程をまたいだ総額で考えることが大切です。
大企業の稟議では、最初から数年分の大型予算を通すよりも、フェーズを区切って段階的に投資判断を行う方が合意を得やすくなります。たとえば構想・検証フェーズで成果と次フェーズの見積もり精度を高め、その結果をもとに実装予算を判断するという進め方です。
各フェーズで何を成果物とし、どの指標で次に進むかを判断するのかを、DXコンサル会社と事前にすり合わせておきましょう。複数社から提案を受ける場合は、RFPで評価項目と前提条件を示しておくと比較の軸がそろいます。

ここからは、大企業の全社DXを相談できるDXコンサル会社を8社紹介します。掲載情報は各社の公式サイトで確認できた内容に限っています。
株式会社FAKEは、東京・恵比寿に拠点を置き、「デザインドリブン®」を掲げて、UI/UXデザイン、業務システムの戦略〜UI/UXデザイン〜システム開発、新規事業支援、FDE支援、AI開発を提供している会社です。類型としては実装伴走型にあたり、構想の段階から手を動かして具体化するスタイルを強みとしています。
FDE支援では、大企業DXの上流工程に入り、プロトタイプとヒアリングを反復して抽象的な議論を具体化します。AIでドキュメント作成も並行し、認識合わせと要件定義書の作成を一つのフローで完結させる点が特徴です。
DXが失敗する原因を「現場に使われないシステム」と「要件定義・合意形成に時間がかかりすぎること」の2つと捉え、UX起点の業務再設計とプロトタイピングで解決を図ります。パッケージ前提ではなく、AI駆動によりスクラッチ開発を低コストで実現し、ベンダーロックインを避ける提案を行っています。
システム開発では、ビジネス理解のあるPdMを中心にチームを組成し、Figmaで詳細を詰めてから実装することでドキュメント作業を短縮します。MVP開発から品質重視の実開発、保守運用まで対応しており、構想を描いたチームがそのまま実装まで関与できるのが強みです。
メンバーには、アクセンチュアで経営・デザインコンサルティングに携わったパートナーや、米Apple本社でソフトウェアエンジニア・エンジニアマネージャーを務めたパートナー、製造業の基幹システム・AI導入に従事してきた執行役員などが在籍しています。FDEという支援形態についてはFDEとはで詳しく解説しています。
構想は描けたが合意形成が進まない、PoCから本番展開に進めないといった課題をお持ちの方は、FAKEへのお問い合わせからお気軽にご相談ください。
所在地: 東京・恵比寿
主なサービス: FDE支援、UI/UXデザイン、業務システムの戦略〜開発、新規事業支援、AI開発、内製化支援
確認元: https://www.fake.inc/fde / https://www.fake.inc/developement
アクセンチュア株式会社は、東京都港区赤坂に本社を置く総合系のコンサルティングファームです。公式サイトでは、AI・データ、業界・業務、テクノロジーの専門性に基づくサービスを提供していると紹介されています。
対象領域は、AI&データ、クラウド、サイバーセキュリティ、戦略コンサルティング、人材・組織など幅広く、20の業界向けサービスを展開しています。全社横断で戦略からテクノロジー導入まで一括で相談したい大企業に向いています。
所在地: 東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR
主なサービス: 戦略コンサルティング、AI&データ、クラウド、サイバーセキュリティ、業界別サービス
デロイト トーマツ グループで日本のコンサルティングサービスを担うのが、合同会社デロイト トーマツ/コンサルティングです。公式サイトでは、提言と戦略立案から実行まで一貫して支援するファームと紹介されています。
戦略コンサルティングブランドのMonitor Deloitteでは、経営変革やビジネスモデル変革、デジタル・データ戦略などを扱い、トランスフォーメーションオフィスの立ち上げと変革推進まで支援するとしています。消費者ビジネスや自動車、ライフサイエンス・ヘルスケア、金融など業界別の部門を持つ点も特徴です。
所在地: 東京都千代田区丸の内3-2-3 丸の内二重橋ビルディング
主なサービス: 戦略立案、経営変革、ビジネスモデル変革、デジタル・データ戦略、業界別コンサルティング
確認元: https://www.deloitte.com/jp/ja/careers/deloitte-tohmatsu-consulting.html / https://www.deloitte.com/jp/ja/services/consulting/services/monitor-deloitte.html / https://www.deloitte.com/jp/ja/about/group/deloitte-tohmatsu-llc.html
PwCコンサルティング合同会社は、東京都千代田区大手町に本社を置き、名古屋・大阪・福岡にも拠点を持つ総合系ファームです。戦略の策定から実行まで、総合的なコンサルティングを提供しています。
ERPを中心としたデジタルプラットフォームの構築を通じて業務改革からガバナンス強化まで支援しているほか、ITとデジタル、データ&アナリティクス、サイバー、クラウドなどのテクノロジー領域もカバーしています。業種別チームを組織している点も特徴です。
所在地: 東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One タワー
主なサービス: 戦略コンサルティング、ERP・デジタルプラットフォーム構築、データ&アナリティクス、サイバー、クラウド
確認元: https://www.pwc.com/jp/ja/about-us/member/consulting.html
アビームコンサルティング株式会社は、東京都中央区八重洲に本社を置く、日本・アジア発の総合系コンサルティングファームです。事業内容として、マネジメントコンサルティング、ビジネスプロセスコンサルティング、ITコンサルティング、アウトソーシングを掲げています。
公式サイトでは、目指す姿から変革テーマとロードマップを描き、戦略・ソリューション・アウトソーシングの3事業が連動して支援すると説明されています。経営の構想を実行可能な変革に落とし込み、現場の情報を経営判断に反映させる「経営と現場をつなぐ」姿勢を打ち出しています。
所在地: 東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー
主なサービス: 経営戦略、業務改革・組織改革、IT戦略・システム開発・パッケージ導入、アウトソーシング
確認元: https://www.abeam.com/jp/ja/about/company/ / https://www.abeam.com/jp/ja/about/uniqueness/
株式会社野村総合研究所は、東京都千代田区大手町に本社を置き、コンサルティング、金融ITソリューション、産業ITソリューション、IT基盤サービスを事業としています。コンサルティングとITソリューションの両方を持つIT系・総合系の性格をあわせ持つ会社です。
デジタル変革マネジメントのサービスでは、デジタル変革に必要な組織能力の診断、ビジョン・戦略の策定、デジタル組織の変革、デジタル人材の確保・育成、データマネジメント、デジタル投資とITコストの適正化などを支援するとしています。組織能力の観点からDXを捉えたい企業に適しています。
所在地: 東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ
主なサービス: コンサルティング、金融・産業ITソリューション、IT基盤サービス、デジタル変革マネジメント
確認元: https://www.nri.com/jp/company/info.html / https://www.nri.com/jp/service/theme/dx/dx_management.html
株式会社Sun Asteriskは、東京都千代田区大手町に本社を置くデジタル・クリエイティブスタジオです。デジタル・テクノロジーとクリエイティブを活用できる最適なチームを編成し、あらゆる産業のデジタライゼーションを促進する事業を展開しています。
サービスラインは「クリエイティブ&エンジニアリング」と「タレントプラットフォーム」の2本立てで、テック、デザイン、ビジネスの専門チームが組んで事業を共に創る体制を取っています。新規事業やプロダクト開発を、実装まで含めて進めたい場合の実装伴走型の候補になります。
所在地: 東京都千代田区大手町1丁目6番1号 大手町ビルB1
主なサービス: 新規事業・DX・プロダクト開発支援、AI駆動開発、クラウド支援
確認元: https://sun-asterisk.com/about/ / https://sun-asterisk.com/ir/management/business/
株式会社グッドパッチは、東京都渋谷区鶯谷町に本社を置くデザイン会社です。公式サイトでは、企業変革支援、UI/UXデザイン、ビジネスモデルデザイン、ブランド体験デザイン、組織デザイン、ソフトウェア開発を事業として挙げています。
デザインを起点に企業変革やサービス開発を支援するスタイルで、顧客体験や従業員体験の再設計からDXを進めたい企業に向いた実装伴走型の一社です。
所在地: 東京都渋谷区鶯谷町3-3 VORT渋谷South 2F
主なサービス: 企業変革支援、UI/UXデザイン、ビジネスモデルデザイン、組織デザイン、ソフトウェア開発

DXコンサル会社を選んだあとも、発注側の進め方次第で成果は大きく変わります。最後に、大企業がDXコンサルを活用する際に押さえたい進め方を整理します。
まず、依頼する目的と自社で担う範囲を明確にします。すべてを外部に任せるのではなく、意思決定や業務知識の提供は社内が担い、DXコンサルには構想の具体化や推進の型を求めるという役割分担を決めておくことが大切です。
次に、社内のプロジェクトチームと推進体制を整えます。事業部門と情報システム部門の双方からメンバーを出し、PMOを置いて進捗と論点を管理すると、外部の力を最大限に生かせます。
さらに、構想フェーズの早い段階でプロトタイプや画面イメージを作り、現場の担当者に触ってもらうことをおすすめします。文書だけで合意したつもりになっていた論点が早期に表面化し、手戻りを大きく減らせます。
業務システム領域に絞ってコンサル会社を比較したい場合は、業務システム・DXに強いコンサル会社もあわせてご覧ください。

DXコンサルは、事業・業務・組織の変革を構想し、その実行を支援する存在です。ITコンサルやSIerとは出発点と関与する工程が異なり、戦略系・総合系・IT系・実装伴走型という類型ごとに得意領域も変わります。
大企業がDXコンサル会社を選ぶ際は、構想を実装まで引き継げるか、合意形成の手法が具体的か、特定製品に縛られないか、既存基幹システムとの連携やセキュリティ審査に対応できるか、内製化まで見据えているかを確認することが重要です。費用は契約形態と体制で大きく変わるため、フェーズを区切った段階的な投資判断が稟議でも説明しやすくなります。
FAKEは、FDEによる上流工程の伴走とプロトタイピング、UX起点の業務再設計、パッケージにとらわれないAI駆動開発で、構想から実装までを一貫して支援しています。DXの進め方やDXコンサルの活用方法にお悩みの方は、お問い合わせからご相談ください。
事業や業務、組織のあり方から見直したい場合はDXコンサル、特定のシステム刷新やIT戦略の整理が主目的であればITコンサルが向いています。ただし両者の境界は曖昧なため、名称より、どの工程から関与し何を成果物とするかで比較するのがおすすめです。
全社方針が決まった直後や、構想は固まったものの合意形成が進まない段階が相談しやすいタイミングです。課題が整理しきれていない段階でも、現状のヒアリングから一緒に論点を整理してくれる会社は少なくありません。
構想策定や要件定義などの工程では、参画人数と役職構成、期間をもとにした準委任型の見積もりが一般的です。範囲が確定した開発では請負型が使われることもあります。比較する際は単価だけでなく、構想から実装までの総額と引き継ぎコストを含めて判断しましょう。
戦略系ファームに構想を依頼し、実装は別の会社に任せる分業は一般的ですが、工程間の引き継ぎで意図が抜け落ちるリスクがあります。構想段階から実装を担う会社にも参画してもらうか、構想から実装まで一貫して伴走できるDXコンサル会社を選ぶと、手戻りを抑えやすくなります。
依頼の仕方によっては、その懸念は現実になります。契約前に、設計資産やドキュメントの引き継ぎ方法、社内メンバーとの共同作業の範囲、内製化に向けた育成計画を確認し、成果物として明文化しておくことが有効です。
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会社概要
社名
株式会社FAKE
住所
〒150-6090 東京都渋谷区恵比寿4丁目20-4 Portal Ebisu H1
代表取締役
高橋 才将
設立
2020年1月
事業
DXコンサル、新規事業コンサル、システム開発、UIUXデザイン